2018年7月 8日 (日)

LSE、まもなく引退。

小田急ロマンスカー、7000形「LSE」。

最終営業である7月10日まで、あと2日(※注1)となりました。

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△世田谷界隈の複々線化前後を見てきた7000形LSE(豪徳寺)。
残すところ写真の7004Fのみになった。

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△車体側面には、引退前恒例となった「Last Run」のステッカーが貼付された。

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△折返し「はこね23号」となり、再び箱根路を目指す(読売ランド前→百合ヶ丘)。

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小田急7000形は、7月10日で定期運用を終え、9月29日に運行予定の「LSEで行く小さな旅(※注2)」を以て、臨時便含め全運用終了となる予定です。
既に70000形(GSE)の第2編成も落成しており、引き替えで7月11日からGSEは2本体制になる予定です。


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△LSEの最終運用を前に、各駅では写真の様に「お願い」が貼られている。
要は撮影マナーは守り、皆で気持ちよくLSEをお見送りしましょう的な内容だ。

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△LSEの引退後は、VSE(50000形)が唯一の連接式ロマンスカーとなる(豪徳寺)。

※小田急7000形(LSE)の運用については、小田急ロマンスカーのHP「展望席のあるロマンスカーの運行予定表」をご参照ください。また、7000形引退に併せスペシャルサイトも開設されています。こちらも併せてどうぞ。
(7月10日のLSE運行分の特急券はすべて満席となり完売です(7月8日現在)。)


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△蔵出し画像を1枚。
かつてLSEは、HiSE風のカラーリングを纏ってた時期があった(千歳船橋→祖師ヶ谷大蔵。2011年8月4日撮影)。
この時期は7002Fが廃車、7004Fが旧塗装に復元しており、時期から7001Fもしくは7003Fと思われるが…どっちだっけか。

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【おまけ】
※2枚とも豪徳寺にて撮影。
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△「EXE α」への更新工事進む30000形「EXE」。
αの無いEXEの記録はお早めに…と言ったところか。

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△緩行線を通過する、JR東E233系準急。
改正前まで急行線を(多摩)急行として走ってただけに、E233系(とメトロ16000系)が緩行線を往く様は未だ違和感。

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※注1:定期列車としては7月8日と10日のみ。

※注2:6月16日~7月31日までの、LSE、VSE、GSEの使用済み特急券4枚を応募用封筒に入れて投函、抽選で100組200名に乗車権が得られるというもの。〆切は8月1日当日消印有効。特急券が必須の案件のため、「e-Romancecar」と「ロマンスカー@クラブ」は対象外。

2018年7月 7日 (土)

鉄道博物館新館オープン!

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昨年オープン10周年を迎えた、新幹線超進化研究所鉄道博物館

7月5日より、この本館の南側に、新たに「南館」がオープンとなり、併せて鉄道博物館自体リニューアルオープンとなりました。

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△今回オープンとなった「南館」。
本館とは2階の連絡通路と結ばれているが、1階からもアクセス可能だ。

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△南館1階を2階から眺める。
新たな展示物としてE5系と400系が加わり、それらが一番目立つ構図だ。右の209系は後述する。

【新たな展示物】
今回の南館オープンに併せ、開館前後で展示車両が増えました。

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△1階「仕事ステーション」横に展示されたE5系と400系。
方や現在のJR東日本の新幹線におけるフラグシップ的存在、方や新在直通第一号といった並び。両車との共演は無かったが、E5系先行(当時S11)登場時(2009年~2010年)に幾度か顔合わせがあったであろう。

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△411-3。山形新幹線「つばさ」として使用された車両。411は東京方先頭車で、東北新幹線区間(東京~福島)は200系やE4系と組んでいた。
後継E3系と置き替わる形で2010年に引退。唯一411-3が保管され、今回の鉄道博物館入りとなった。鉄道博物館では初のグリーン車の展示車両だそうな(※注1)。
晩年はE3系と同じ塗装を纏っていたが、保存にあたり登場時の塗装に復元している。

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△411-3車内。運行当時は東京方先頭車(11号車)で、グリーン車であった。
車内(運転室を除く)に立ち入ることが出来、もちろん座席に座ってみることもできる(但し飲食厳禁)。

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△400系は「山形ジェイアール直行特急保有」所有の車両(※注2)であった。
そのため、本来「JR東日本」の銘板が来る位置に、山形ジェイアール直行特急保有の銘板が付く。

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△E514-9001。東北新幹線の全愛称(はやぶさ、はやて、やまびこ、なすの)に就く主力車両E5系の、新青森方の先頭車。
新幹線では最高クラスの「グランクラス」を備える。
現有の新幹線車両の展示は珍しいケースであるが、実はこのE514、1両敢えて廃車にしたわけではなく、展示用のモックアップである。
今回の展示のために、車両メーカー(日立製作所)で1両特別に新造し、床下機器や台車、走行機能(保安装置や業務設備)を省いた仕様となっているが、見た目こそ本物のE5系10号車である。台車こそカバーに覆われて見えないが、仮のものだそうな。

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△モックアップとはいえ、車外の行き先表示や運転台の計器もちゃんと作動している。

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△E514車内。ちゃんとグランクラスのシートも設置されている。
車内は立入できない(が、いつの日かイベントで解放されそうな予感もして止まない)。

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△下からの構図も良いが、2階から俯瞰して撮るのもよい。
来場時に様々な構図を各々で試してみるのも良いだろう。

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△両車のエンブレム。
400系は登場時のものが復刻されている。

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△南館オープンに先駆けて、3月14日から公開が始まったE153-104。
オール二階建て新幹線「Max」の先陣を切って登場した、E1系の先頭車だ。

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△南館1階は「仕事ステーション」として、鉄道に携わる仕事を学ぶことができるエリアとなっている。
ゲーム形式で鉄道の仕事を知ることができる様になっている(映像は撮影禁止になっているので注意)

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△本物の踏切もあれば…

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△駅コンコースもある。
南てっぱく駅」では、駅の仕事体験ができる。

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△209系のモックアップを使用した「車掌シミュレーター」。
実際の車掌業務を体験できる(有料・1回500円。整理券式)
この209系モックアップは、交通博物館→鉄道博物館時代は運転シミュレーターとして使われていたものだ。
初級編と上級編が用意されており、上級編ではアクシデント対処などの項目が盛り込まれている。


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△車掌シミュレーター車内「クハ208-1」の車内銘板も、今回の仕様変更を行った企業(東急テクノシステム)が追記されている(引き替えに運転台シミュレータをリニューアルした音楽館が削除となってしまったが…)。

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「仕事ステーション」では、13時に「鉄道の仕事連携実演」が開催されます。
乗務員、駅員、指令員、保線員の連携技が見られる機会。これは必見です。

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2階は「未来ステーション」。
鉄道の未来像を見て体験できるゾーンですが、その向かいに…

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△運転シミュレーター(仕事ステーションの一部として設置)。
シミュレーターはD51シミュレーターを除き南館2階に移設された。
いつもの205系(昭和62年1月の山手線(品川→田端)・アナログATC)と211系(高崎線・ATS-P)に加え…

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△今回のリニューアルに併せ加わった「E233シミュレーター」。
京浜東北線E233系の運転シミュレーターで、品川~赤羽間の内2駅間が運転できる。
バリアフリーに対応した仕様となっており、座席を右にスライドさせて、空いた空間に車いすを入れ、車いすのまま運転ができる様になっている。音楽館による製作だ。

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△E233シミュレーター運転台。
まんまE233系の運転台と同じ。計器は京浜東北線のD-ATC仕様だ。

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E5シミュレーター(有料・500円。要整理券)。
東北新幹線のDS-ATC動作も再現されており、新幹線最速の320km/h運転も体験できる。
(引き替えに、交通博物館時代からあった200系シミュレーターは廃止となりました。)

先の車掌シミュレーターとこのE5シミュレーターは大変人気の様で、開館から30分で整理券が無くなるくらいだそうです。
この両者を体験したい方は、早めの来館をお勧めします(が、徹夜ダメ絶対!)。

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△南館3階は「歴史ステーション」。
鉄道にまつわる歴史を知る場となっている。

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△当時の駅出札口の様子を見ることもできれば…

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△当時の自動券売機も2台見ることができる。
(左は30円区間専用、右は100円~550円区間用。)

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△国鉄末期に見られた、JR移行前のポスター。

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△30年前(1988年)に運転された「オリエントエクスプレス'88」のHMとサボ。
フジテレビ開局30周年記念の企画で、パリ~東京間(途中海路で山口入りし、日立笠戸工場で軌間変更工事を受けている)を走行。その後日本各地を駆け巡った。
このときにD51 498が動態復元され、運行最終日に水上→上野間を次位にEF58 61を従え運転した。

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△鉄道運転の安全を支える保安装置。ATSもそうだが、その左上のもの。

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△見た感じ信号機にも見て取れるが、実はこれ、現在のATC車内信号の先駆け的なものだ。

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△車内信号機を前側から見た様子(左)と、実際に使用している様子(右写真上)。
戦前の早い段階から、車内信号のシステムが開発されていたようだ。

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【このほかにも】
新館完成に併せて、本館もリニューアル全工程が終わりました。

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△本館「車両ステーション」。
こちらは展示内容に変わりはないが、本館南側にあった201系の前面モックアップは撤去されている。
転車台はC57 135とEF55 1が入れ替わりで展示されるのも変わりない(現時点では前者が転車台展示)。

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△ナデ6141。昨年国の重要文化財に指定された。

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△同じ2017年に国の重要文化財に指定された東京地下鐵道1001号(地下鉄博物館)。
こちらはナデより先に指定されている。

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△EF55 1と向き合うC57 135。

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△90503(→クモハ101-902)。大井工場で製造されたモハ90系試作車のひとつ。
秩父鉄道から1000系(元101系)が全廃となり、101系として(量産化改造はされているものの)完全な形を保持しているのが、この1両だけとなった。昨年誕生から60年を迎えた。

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△72系車内のモックアップ。
窓枠、座席部分は72系実物(クモヤ90803から切り抜いたもの)である。

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△車両ステーション2階の「鉄道車両年表」。
リニューアルに併せ、時系列が南→北から逆(北→南)に変わり、2030年まで対応できる様になっている(年表下部の写真は当時の最新車両。おそらく昭和32年以降はブルーリボン賞・ローレル賞受賞車両を中心に掲出されているものと思われ、大阪市70系が居るのは日本初のリニアメトロだから判るが、他の大阪市形式が居ない中で60系が居るのはそれが由縁なんだろなと)。
下に並んでいる模型も年代に併せて並べ直されている。

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△キッズプラザの「103トレイン」。
かつてラーニングゾーンで車掌体験を行っていたクハ103-713で、リニューアルに併せカラフルな塗装となった。
賛否両論はあるだろうが、白いボディにちりばめられた水玉模様は、かつて103系が纏っていた国鉄色5色でまとめられているところは良点なのかと思う。

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南館のオープン、そして本館のリニューアル。
新しくなった鉄道博物館に、足を運んで様々な体験、発見をなされてはいかがでしょう。

【アクセス】
大宮駅からニューシャトル(埼玉新都市交通伊奈線)「鉄道博物館」下車すぐ。
(大宮駅から徒歩20分、東武野田線北大宮駅から徒歩10分)

【入場料】※7月5日から改定しています。ご注意ください。
大人:1,300円 小中学生:600円 3歳以上未就学児:300円
(障がい者割引あり。障がい者手帳提示で付添者1名まで団体料金適用)
※都区内~鉄道博物館までの往復乗車券と新幹線自由席特急券、鉄道博物館入場券(ノベルティ付き)がセットになった「シンカリオン×てっぱくきっぷ」も発売中です(※注3)。
(はやぶさ・はやて・こまち・かがやき以外の東北上越北陸方面新幹線自由席に乗車可能。)

【開館時間】
10時~18時(入館は閉館30分前まで)
【休館日】
毎週火曜日と年末年始

※詳しくはこちらからどうぞ。

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【余 談】
鉄道博物館で見られる新幹線車両をまとめてみました。

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△21-2。東海道新幹線の一番列車をつとめた車両。
光前頭も再現され、展示スペースは開業日の東京駅の様を再現している。

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△21-25(カットボディ)。
廃車後交通博物館屋外に展示されていたものだ。

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△222-35。東北・上越新幹線用の車両。保存されている新幹線では唯一のパンタグラフ装備車だ。
400系やE3系と併結できる様に改造された後の姿。

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△そして先に述べたE153-104(左)と、411-3(右写真左手)とE514-9001(同右手)。
E514はモックアップ。それ以外は実際に使われていたものだ。

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※注1:新幹線のグリーン車展示は他の鉄道保存施設でも見られる。
(リニア・鉄道館の16-2034、京都鉄道博物館の16-1もそう。)

※注2:山形新幹線の施設を保有しJR東に貸し付けていた企業。
かつては山形新幹線の車両(400系のみ。但し増結車の429を除く)を保有し、JR東に貸し付けていたが、2010年に400系をJR東日本に返却し、以降2018年3月までは山形新幹線の施設のみ保有していた。現在は解散している。増結車429とE3系は元からJR東の所有。
似た会社で「秋田新幹線車両保有」というものもあったが、こちらは2010年3月31日解散。

※注3:2019年3月31日まで発売。大人3,980円、子供1,200円。
実際に新幹線自由席特急券込みで買う分と比べ、大人で940円、子供で1,200円お得な切符だ。
販売は1ヶ月前から、JR東の指定券券売機(MV)で購入できる。

2018年7月 3日 (火)

都営5500形、営業開始!

都営浅草線3代目(※注1)の車両となった5500形

昨秋登場から少し時間が掛かりましたが、6月30日()より営業開始となりました。

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△馬込基地にて待機中の5500形。
7月2日16時の時点では2編成在しており、営業開始初日からは5501編成が主に運用に就いている。

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△馬込基地から出庫し西馬込2番に入線。
後述するが、前面の行き先表示は大変シビアなもので、SS:1/100以下でないと縦に線が入ってしまう。

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△折返し西馬込行(高輪台)。
前照灯にLEDを採用しており、白く輝く。

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△終点泉岳寺に入線。
当面の間、5500形は西馬込~泉岳寺間での限定運用となる。

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△折返し。横では同じ区間運用に就く5300形が入線中。


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【営業開始後に見られたもの】

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鬼門とも云われる前面の行き先表示。
表示形態としては、E233系10300番台10-300形3次車以降同様。運番の書体が異なる。
種別はフルカラー表示、都営車での設定が現時点無い「士快特」「アクセス特」も表示でき、京急と京成で快特の使い分け(京急:快特、京成:快速特急)も可能となっている(都営公式配信の動画より)
ちなみに5300形における「久里浜」表示は「京急久里浜」、「新町」は「神奈川新町」として表示できる様だ。現在乗り入れていない芝山表示は不明(現行車同様「(東成田)芝山」と思われる)。
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△行き先はSS:1/125で切れてしまう。
これは10-300形3次車以降と同様だが、こちらは1/125まで種別・行き先の表示は耐えるものの、それより上で縦縞となる。

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△一方で、運番はSS:1/100でこの通り。
運番と行き先を綺麗に撮ろうと思うと、SS:1/80が最適のようだ。

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△側面。こちらは意外と強靱で、SS:1/500でも切れない
(右写真はSS:1/640で撮影)

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△駅停車中(始発駅・普通、途中駅)は次駅表示対応となっている。
ここは10-300形3次車同様だ。なお駅ナンバリングは表示されない。
この先京急や京成、北総へも乗り入れることになるが、羽田空港の取り扱いが気になるところだ(むしろ「次は羽田空港国際線ターミナル」と表示できるのか?と言う話)。

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△車内(5501-8)。明るい雰囲気となっている。
妻部のデコラは木目柄となっている。

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△座席(左:普通席、右:優先席)。
普通席は赤系優先席は青系のシートモケットが使われており、座面に亀甲模様が描かれている。

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△妻部フリースペース方にも、2席分優先席が設けられている。
袖仕切りに背当てが付く。

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△袖仕切りには江戸切子の模様が入っている。

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△妻窓には、浅草線を連想させるシンボルがところどころ描かれている。

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△車内には防犯カメラが4基設置されている。
都営地下鉄の車両では10-300形に次いでの設置となる。

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△ドア。独特な窓形状となっている。
ドアエンジンはJR東E235系や東急2020系同様、ラック式が採用されている。
ドアチャイムは10-300形同様、JR東タイプのものとなっている。
(1号線系統は1号線系統で、同じチャイムに統一して欲しかったと思ったのはここだけの話。)

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△ドア上部の液晶は10-300形3次車以降同様、2画面(左側は「チカッ都ビジョン」)だ。
三菱電機のIPコア「セサミクロ」が採用されている。
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△インバウンドに対応できる様にか、案内表示は日本語・英語に加え、中国語、韓国語にも対応している。下画面の駅名表示にも、中国語(英語表示時)、韓国語(日本語表示時)が併記された仕様となっている。

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△京急のLCDで見られる「広域路線図」も表示される。

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△駅構内案内は、10-300形3次車以降と同じタイプ。
但し、乗り入れ先の駅にも対応するかは現時点不明(※注2)だ。

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△ドア開扉の案内。
5500形のドア形状に合わせた表示となっている。

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△妻部形式表記。体裁は10-300形と同じ、JR東タイプだ。
形式表記は5500形オリジナルの体裁、製造所表記は事業所抜きのJ-TREC。
別添えで「sustina」のステッカーも貼られている。

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都営5500形は現時点3編成(7月2日に5503編成がJ-TRECから出場(※注3))在しており、今年度は7編成投入、最終的に27編成投入され、現有の5300形を置き換える形となります。

前述の通り、当面の間は都営西馬込線浅草線(西馬込~泉岳寺の区間運転)のみの運用となります。
今後乗り入れ先(京急、京成、北総各線)でのハンドル訓練や各種試運転が行われ、順次乗り入れを開始する模様です。

なお5500形は「成田スカイアクセス線」にも対応しているそうで、将来は5500形を用いて成田スカイアクセス経由の成田空港行(アクセス特急、士快特)にも抜擢されそうです。

※都営5500形の運用や試運転予定、導入予定など、東京都交通局を始め1号線系統各社への問い合わせはご遠慮下さい。


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【おまけ】
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△5500形営業開始記念…ではなくて、先日の都営浅草線~京急・京成直通開始50周年を記念した記念乗車券。
都営地下鉄版は6月30日から発売を開始し、現在大門駅(都営大江戸線)事務所で発売中。
今後、7月7日からは京成成田(※注4)で、同14日からは京急三浦海岸で各社版が販売開始となる。

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△一方で、6月21日からは京急・京成・都営各社局1編成に、直通開始50周年のHM(ステッカー)掲出が行われている。
京成では3028編成が当該。

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△都営車は5300形5311編成(写真左:馬込基地)、京急車は600形604編成(同右:梅屋敷)が当該となっている。
何れも3社局に乗り入れている車両なので、地下区間のみならず乗り入れ先(※注5)ではあるが地上区間での撮影も可能だ(但し思う様に撮れない場合もあるが)。

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※注1:初代5000形のあとに5200形が登場しているが、実質5000形の車体形状変更、かつ少数生産だったため、敢えて5000形の括りとしている。

※注2:10-300形の場合、駅構内案内は都営線内のみ。京王線は表示一切無し。
(同様に、京王車も都営線内は表示一切無しである。)

※注3:第1編成は陸送で馬込基地に搬送されたが、第2編成以降は夜間に自力出場の上で、金沢八景→品川→泉岳寺→西馬込の経路で、試運転を兼ねて回送される。

※注4:京成版は残数があれば7月8日以降に押上、高砂、八幡、船橋、津田沼各駅でも販売の予定。

※注5:京成車は京急線内羽田国内まで。蒲田要塞~横浜方面へは乗り入れない。また京急車と都営車は、京成線内青砥以東日暮里方面には乗り入れない。

2018年6月27日 (水)

クモヤ143が往く!

昨日の話。

東京総合車セ所属のクモヤ143-8が、中野→三鷹→大崎で運転されました。
中野電車区で行われた訓練が終わり、それに伴う返却のためでした。

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△使用機会がほんと無い、宮廷ホームを横目に1両で軽快に走るクモヤ143-8(新宿→渋谷※原宿駅ホームから撮影)。

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△クモヤ143-8。昭和53年(1978年)に近車で新造された事業用車。
首都圏地区ATC投入と、旧型事業用車淘汰のために導入された。

国鉄民営化の時点では23両(0番台と、改番された50番台)在してたクモヤ143。
現在は鶴見線のマヤ検(※注1)や、いざというときの救援用で使われる以外は、年に一度行われる中野電車区での事故復旧訓練のため、大崎~三鷹~中野の回送で動くくらいになりました。
大井工~東京総合車セへの車両入出場で使われることも幾度かあったようですが、現在は編成ごとでの入出場が主となり使用頻度が減り、首都圏の3両、長野と新潟の2両を残し廃車、一部は教習車として転用されました。

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△原宿駅を横目に南下するクモヤ143。
牽引対象の車両がいないせいもあり、どこか寂しいところも。

「縁の下の力持ち」、クモヤ143。
活躍の場は少なくなりましたが、事業用ではあるが唯一残る国鉄形電車。
まだ暫く安泰とは思われますが…。

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△東京総合車セ所属のクモヤ143は、毎年8月開催の一般公開(東京総合車両センター夏休みフェア)でも幾度か展示される機会があるが、今回の様に実際動く様はほぼ皆無に等しい状態となった。


【余談】
現存するクモヤ143は…
・東京総合車セ(クモヤ143-8、9)
・川越車セ(クモヤ143-11)
川越のクモヤ143は、川越線用の車両を東京総合車セへ入出場する際の伴車として使われた時期がありました。今は回送経路が変わったり、205系が大宮総合車セで検査するようになったため、現在は入れ換えで使用されるぐらいになりました。
このほか、長野総合車セ・新潟車セに1両ずつ(新潟にクモヤ143-51、長野にクモヤ143-52)いますが、これらはクモニ143から改番されたものです。

似た様な車両で「クモヤ145」が居ますが、こちらは101系から機器を横取り40萬流用して車体を新造したもので、こちらはJR東で1両だけ(※注2)、高崎車セにクモヤ145-107が在しています。


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【おまけ】
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△「湘南新宿ライン」「埼京線」とも云われるが、正式には「山手線」の一部である「山手貨物線」。
その名の通り貨物列車も通る。

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△それ以外にも予定外な車両が通ることも多々。
例えば、乗務員訓練で185系オオB5+C7(左)が通れば、E233系(青662)が詳細不明ながら試運転をしたり…。

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※注1:鶴見線は車両入線可能両数の都合から、E491系+マヤ50ができず、マヤ50を用いた光オイラン建築限界測定はクモヤ143をサンドし行われる。

※注2:クモヤ145自体はJR西に多数残っている(大抵の車両基地に1両は在している)。
但し、JR西在籍分は、全車主電動機をMT54系に換装し、現番号+1000としている。

2018年6月21日 (木)

京急~都営浅草線、直通運転開始50周年を記念して…

今から50年前、1968年(昭和43年)の今日。

都営浅草線の延伸開業(大門~泉岳寺間)とあわせ、京急線も品川~泉岳寺間が開業となり、同時に都営浅草線との相互直通運転が開始となりました。
既に直通運転を開始してた京成線へも乗り入れが始まり、都営浅草線を中心に、三浦半島から都心部を経由して、成田まで1本の線路で結ばれた時期でもあります。

それから50年経った今日。
京急品川駅では直通運転50周年を記念した式典と、「花電車」の展示イベントが行われました。

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△花電車と言えば、先月開催された「京急ファミリー鉄道フェスタ」で、久里工に残る1356を使って花電車が再現されたのは、記憶に新しい。

旧1000形は既に全車廃車。
久里工に残る2両も車籍が抜かれており、当然京急線内の自走は不可。
花電車として選ばれたのが…

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△こちらでした。

1500形1549編成(泉岳寺には入れる(※注1)、都営浅草線に乗り入れない編成…)。
その浦賀方先頭である1549に、先の1356ほど多くはありませんが、花電車的な装飾がなされ展示されました。
(運番・種別・行き先こそ、当時の祝賀列車のものを再現しているが…)

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△「祝・都心乗入線開通」のHMと共に、前面下部に花が盛られた。
都営浅草線への直通が今からおおよそ30年前に始まったら、1500形にこんな感じで装飾されたことだろう。

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△装飾は1549のみに行われており、品川方1552は何も施されていない。

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△展示後半では行き先表示を「KEIKYU(けいきゅん®あり)」にしての展示。

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△「KEIKYU」表示の時、側面はご覧の通り白黒付いた幕表示となる。

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△一般公開を前に、記念式典が挙行された(品川1番から撮影)
京急や東京都交通局の来賓と共に、京急から「けいきゅん®」、都営から「とあらん」が出席した。
式典の終盤にくす玉が割られ、続いて報道陣による車内内覧が執り行われた。

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△車内は1549のみ開放され、中吊りは「京急120年の歩み号」にも掲出されている「京急の歴史」が掲出された。

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△そのほかにも、都営浅草線直通開始当時の各種資料や当時の運賃早見表、快特HM等が展示された。

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△50年前の今日の様子。
品川から更に都心へ結ばれた、当時の様子がうかがえる。

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△20年前に発売された、相互直通運転30周年の記念乗車券。
今回も直通運転50周年を記念した乗車券が、京急・京成・都営各社局で発売の予定だ。


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△記念撮影用にどうぞ的な意味で置かれた、当時発券された記念乗車券の拡大版。
当時の最新車両である、旧1000形が描かれたものとなっている。

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△1549の前面に掲出されているものと同じ、「都心乗入線開通」のHM。


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羽田空港や横浜・横須賀から都心へ、そして京成線を通じ成田方面へ。
相互直通運転開始から50年目を迎え、今後都営浅草線5500形の営業開始など、さらなる飛躍に期待したいところです。

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△展示を終え、回送される花電車(京急鶴見→花月園前)。
花が飛ばない様にか、前面に緑色の網が掛けられての運行となった。

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【直通運転50周年を記念して】
今後、記念乗車券の発売や、復刻列車(成田山号、城ヶ島マリンパーク号)の運転、スタンプラリー、HM掲出(※注2)など、よりどりみどりの企画が予定されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。

※成田山号、城ヶ島マリンパーク号は、どなたでも乗車可能です。


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【おまけ】
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赤い京急緑のけいきゅん®
2149編成「ノルエコ」編成にのみ貼られた、ノルエコ仕様のけいきゅん®だ。

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※注1:土休日ダイヤで1本、泉岳寺行普通がある。
そこでは6両編成の車両(非貫通の800形を除く)が使用される。

※注2:京急は600形、京成は3000形、都営は5300形の各1編成が、来年まで掲出される予定。
京急については「特別塗装列車運行予定」で運用が発表されるが、都営と京成は非公表。

2018年6月18日 (月)

品川新駅開業に向けて…(京浜東北線南行・線路切り替え後)

前回の記事の続きのようなものです。

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△工事が総て終わり、試運転を兼ねた回送列車が品川5番に入線。

着後、品川始発の磯子行となり、線路切り替え後最初の列車として運転を開始した。


田町~品川間に建設中の新駅開業に向けて行われている、山手線・京浜東北線の線路工事。
その第一弾として、京浜東北線南行の線路切り替えが終わり、今日(6月17日)から新線での営業が始まりました。

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△上野東京ライン北行ホームと共用となった京浜南行。
かつての上野東京ライン北行ホームが、今回の線路切り替えのため、京浜東北線南行ホームへと生まれ変わった。

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△ホームの案内は既設ホームに合わせてか、アルファベット表記無しの仕様となっている。
(駅名標は当然駅ナンバリング表記付きだ。)
こうやって見ると、Suicaグリーン券うりばの看板があるせいか、京浜東北線にもグリーン車が実装されたのかと見て取れる(もちろん京浜東北線にはグリーン車は存在しない)


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△方や品川から横浜方面、方や品川から東京方面…と言った構図。
乗り間違えには注意だ。

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△工事前の品川5番から大井町方。
これが今回の工事で…

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△工事後。線路の切り替えが終わり、塞がれていた信号機や出発時機表示器が姿を現した。
引き替えに4番線方の自動信号機は封印の意味の×印となっている。

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△品川4番から、5番入線の京浜東北線南行を撮影。
位置としてはかつての4番線10号車最後部付近からの撮影だが、いつの日かこの位置に囲いが付きそうで、こうやって撮れるのも数日限りと言っても過言ではない。

なお、品川5番の案内は4番時代と同様(向山佳比子。宇都宮型)ですが、時間帯にもよるのか次発案内時に停車駅(大井町~横浜)の案内がインサートされるようです。誤乗防止なのかは判りませんが、発車時は「5番線の、京浜東北線、ドアーが閉まります。ご注意ください。」と案内されます。
発車メロディは新規に起こされたものが使用されています。

△私のツイートより(動画)。
新しい発車メロディ。タイトルは「おはよう」だそうだ。
(切り替え直後、2本目発車前に撮影。「5番線、ドアーが閉まります、ご注意ください」となっている。)


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【前面展望から新線を眺めてみる】
※何れも動画からのキャプチャ。

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△田町発車後、新線入線直後。
左は上野東京ライン上り、右側の途中でぶった切れている線路が山手線の新外回りだ。
奥のアプローチ線は京浜東北線北行のもので、現行の品川~田町間同様、山手線2線をオーバークロスする。

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△そこから先に進んだところ。山手線新外回り線の横では、新内回り線が工事中。
京浜東北線北行には既に架線柱まで立てられている。

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△建設進む新駅(但し、名前はまだ無い→公募中)。
番線自体は打たれていないが、品川と同様であれば京浜南行は4番線だろうか。
(上野東京ライン北行の更に左横は、東京総合車セ田町センターである。)

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△当然駅は工事中のため、全列車通過となる。
ホームそのものは大方できあがっているようだ。新駅京浜東北線ホームからは、上野東京ライン北行の列車や、田町センターに留置中の車両を見ることができる。


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△一方で、品川~大井町間には渡り線が新設され、輸送障害が発生した際に折り返しできるようになっている。品川~田町間のダンパ線が使用停止(後日撤去)となり、それの代替のようだ。
(北行から品川5番に入る場合は写真左の渡り線、品川3番から折返し南行に入る場合は写真右の渡り線を使う流れ。先の自動信号や入れ換え信号はそれで使うものと思われる。)

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【さて今後は?】
順次線路を入れ替えて、山手線・京浜東北線は総て新駅経由の線路へと切り替えとなりますが、3線一斉総入替になりそうです。
京浜東北線北行を先に入れ替えようとすると、田町手前で山手線を跨ぐ必要があり、結果山手線に支障を来す形になってしまいます。
また、山手線を入れ替えようとなると、今度は品川を出て早々に京浜東北線北行に支障を来すと言う、どちらにしても詰んでしまう結果になるのです。

打開策があるのかは不明ですが、今回の工事よりは時間を要す、大がかりな工事になりそうです。

※現時点、次回の線路切り替え工事は未定です(2019年度予定)。
※工事は終了しましたが、始発駅7月7日発車の「サンライズ瀬戸・出雲」の行き先変更(東京行→品川止)は予定通り行われます。

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【おまけ】
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△発車を待つ蒲田始発の電車2本。
左は今回の工事に絡む蒲田始発の南行、右奥(大田運輸区入出庫線側)は北行の始発快速だ。

2018年6月13日 (水)

品川新駅開業に向けて…(京浜東北線南行・線路切り替え間近)

現在、品川~田町間に建設中の新駅(後述するが名称公募中)開業に向けて、山手線・京浜東北線では新駅方面に向けての線路工事が進んでいます。

そのうち、京浜東北線の南行(田町基準で横浜方面)が、6月17日(日)に線路切り替えを行い、実質新駅を通る線路を通る形となります。
切り替え後は品川駅5番線(旧上野東京ライン北行)が京浜東北線南行ホームとなります。

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△品川4番に入線する京浜東北線南行。
これが翌週から、撮影位置(品川5番)に場所を移すこととなる。

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△現在線(奥・E233系が居る側)と、来週以降の南行線(手前の真新しい線路)。
京急側よりも離れ、その線路は建設中の新駅へと延びる。

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△品川5番・大井町方。
右の品川4番から伸びる線路を5番線方へつなぎ替える。
奥には渡り線も設けられ、輸送障害時にスムーズに折返しができるようになっている。

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△駅構内の案内も準備ができており、線路切り替え後目隠しを外すだけだ。
なお、京浜東北線で上野東京ラインとホームを共有するのは、この品川5番・6番が初となる。

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△ホームの発車標も準備ができている。
但し、まだ運用開始していないため、「調整中」と貼られている。

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△新ホームはホームドア設置準備ができており、秋頃に取り付けの予定だ。


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△田町→品川間から見る、新南行線路(動画よりキャプチャ)
左から、東海道線下り、上野東京ライン北行(東海道線上り)、京浜東北線新南行、同・現南行、山手線と続き、奥が京浜東北線北行だ。

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△更に奥へ進むと、山手線と京浜東北線北行のオーバークロスと続く。
線路切り替えは今後順次行われ、2020年までに総て切り替えが終わる見込みだ。

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△更に進むと、左奥に新駅が見える。
左に見える線路はかつての東海道線上り線だ。

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【工事に伴い、区間運休を行います。】
6月16日(土)終電後から、翌17日(日)の午前中まで、線路切り替えに伴い区間運休が発生します。
対象は京浜東北線の品川~上野間、上野東京ラインの品川~東京間で、
■京浜東北線…蒲田以南と東十条以北はほぼ平常、蒲田~品川間、上野~東十条間は本数減(6月17日初電~10:40頃まで)。品川~上野間は運休。
■上野東京ライン…初電~7:40頃までは以下の通り。
・東海道線…品川~東京間は運休。全列車品川で折返し運転。
・常磐線・高崎宇都宮各線…東京駅で折り返し運転。
※始発駅を6月16日に発車する東京行「サンライズ瀬戸・出雲」は品川終着で運転。

振り替え輸送はありません
 不通区間は山手線(品川~上野間)をご利用ください。

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【新駅の名前、募集中!】
現在JR東日本では、この品川~田町間に建設中の新駅名称を募集中だそうです。
詳しくはこちらからどうぞ(〆切:6月30日。発表:今冬予定)。
※JR東が駅名の公募を行うのは今回が初。
※応募された駅名称を参考に、新駅名称を決める形となる。

※線路切り替えは今後数回に分けて行われる予定です。
次回線路切り替え工事は未定です。

【余談】
線路切り替え後の品川駅(JR東)のホーム配置は以下の通り。

1番線…山手線(内回り)
2番線…山手線(外回り)
3番線…京浜東北線(北行・大宮方面)
4番線…閉鎖
5番線…京浜東北線(南行・横浜・根岸線方面)
6番線…上野東京ライン(東海道線から高崎・宇都宮線方面)
7番線…上野東京ライン(同上・平日朝通帯のみ)
8番線…臨時ホーム
9番線…上野東京ライン(特急ひたち・ときわ)
10番線…上野東京ライン(常磐線)
11番線…上野東京ライン(常磐線)・東海道線下り
12番線…東海道線下り
13番線…横須賀線(東京・総武快速方面)
14番線…横須賀線(品川始発の総武快速方面が主)
15番線…横須賀線(大船・久里浜方面)

2018年5月21日 (月)

京急ファミリー鉄道フェスタ(2018年)

毎年5月最終日曜日恒例のイベント

「京急ファミリー鉄道フェスタ」

今年は例年より1週早く、5月20日(
)に開催されました。

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△早速車両展示から。今年も京急の主要車両全種そろい踏みと言った構成。
(画角の都合上、両端の車両はこのショットでは撮っていない。)

【展示車両】左端から順に(括弧は編成、表示された行き先)
デト15+16
2100形(2101編成。普通|浦賀)
600形(606編成(ブルスカ)。士急行|品川)
1000形(1057編成(黄色奴)。快特|羽田空港~蒲田要塞京急蒲田)
1500形(1521編成(京急120年の歩み号)。特急|新逗子)
1000形(1201編成(京急沿線の風景ギャラリー号)。特急|佐倉)
キャーダルマサーン800形(821編成。普通|三崎口)
2000形(2011編成。快特|京急久里浜)

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△車両展示左サイド。
今年も所謂「色もの」はこちら側に配置。

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△車両展示右サイド。
こちらには、京急120周年記念のイベント列車2編成、引退迫る800形に加え…

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△3月に引退となった2000形2011編成が。
種別・行き先・運番は最終運用時のまま。ブルーリボン賞受賞時のHMが掲出された。

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△京急創立120周年を記念したラッピング車(1521編成「京急120年の歩み号」)と、1201編成「京急沿線の風景ギャラリー号」が並んだ。

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△1521編成「京急120年の歩み号」。
過去から現在まで、京急を走ってきた車両がラッピングで再現された編成。普段は大師線で主に運用に就くが、希に朝通帯時にB快特(金沢文庫まで特急)の増結に就くことも。

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△両サイドを黄色い電車に挟まれる形になった2101編成と606編成。
2100形は今年誕生から20年となった。

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△入出庫線では823編成(リバイバルダルマ)が、昨年に引き続き前面幕を旧幕に変えた上で幕回し実演が行われた。
823-1の正面にはローレル賞受賞時のヘッドマークが掲出された。

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△表示内容は昨年と同じなので数点のみとするが、連結器を除くとそれこそデビュー当時の800形のよう。

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△丸い大屋根が特徴の主工場。
各種実演がここで行われた。車体上げ実演は今回1444のみとなった。
(1441編成の残り3両は入出場線で待機。)

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△2062を用いて行われた「空ノッチ実演」。
右に見える機械を用い実演された。専用に作られたものか、マスコンが800形や2000形と同じ右ワンハンドルだ。

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△1444。今回「車体上げ下ろし実演」で使用された車両だ。
非常扉が開かれ、スカート右側からは救援用の連結器アダプターが出された状態だ。

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△特修工場。1000形と並ぶ2000形。
こうして見ると、2000形も検査のため入場中とも思える光景だが…

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△2068。2011編成よりも一足先に3月15日に運用を終えた編成だ。
もちろん特修工場で修繕し再び走る訳ではなく、廃車のため解体前に部品があらかた取り外された状態だ。
先の空ノッチ実演で使用された2062以外の7両はここに収容され、解体のため部品が取り外されている。

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△一方、お隣は1412。全般検査がてら機器更新工事中だ。
再塗装は終わっており、現在内装の工事中。尾灯と通過灯は交換済みである。

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△1412側面。1000形アルミ車の4両編成は最小限の更新工事にとどまっており、内装ではドア上のLCD設置(1000形16次や1001編成更新車と同じ仕様)、外装ではVVVF装置の換装(シーメンスGTO→東芝IGBT)が行われる。

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△取り外された1409編成用のトラクションコンテナ。
写真は1409と1412のものだ。

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△無架線地帯で解体を待つ822編成と2051編成。
京急最後の2000形3本が、場所異なれど久里工に在す形となった。


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【230形の部品公開】
2019年度に竣工予定の京急本社ビルに保存される230形(デハ236)。
現在車体の修繕をJ-TRECで行っていますが、今回その中から部品の一部が展示されました。

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△綺麗になったデハ236の台車(手前)とパンタグラフ(奥)。
あたかも検査後綺麗にして、再び230形に取り付ける様にも見える。

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△デハ236台車(MCB-R台車)。
綺麗に仕上がり、車体が戻ってくるのを待っている状態だ。

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△デハ236車内の座席(左:修繕前 右:修繕後)。
長年にわたりそのまんまとなっていたため激しく痛んだ座席も、この通り綺麗に復元されている。

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△こちらはドアエンジン(左:修繕前、右:修繕後)。
見えない部分も徹底的に修繕がなされている。

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【今年は都営浅草線相互直通開始50周年!】
京急120周年でもあり、品川~泉岳寺開通と共に、都営浅草線や京成線との直通運転を始めて50年目となる今年。
久里工に保管されている1000形(1356)を用い、直通運転開始時に運転された「花電車」が再現されました。

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△それがこちら。派手に装飾された1000形に、「都心乗入線開通」のHM。
色は異なるが開業1番列車の行き先まで再現された1356。

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△そのHMをアップで。
当時京急線は三浦海岸が終点。そのためこの祝賀列車は三浦~押上での運用だった。

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△反対の1351。こちらは側面に花が添えられたが、前面は違うHMが。

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△1351正面には、現在琴電(高松琴平電鉄)で運転中の「京急ラッピング車両」のHMが掲出された。
羽田空港から都心などのアクセスを全国規模で宣伝中の京急。そのPRのため、琴電1083+1084に京急のカラーリングが施されている。

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京急開業120周年、都営浅草線直通50周年と、アニバーサリーイヤーに開催された「京急ファミリー鉄道フェスタ」。
来年の今頃は800形最後の年になるかもしれませんが、来年にも期待です。

【おまけ】
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△「京浜急行電鉄(株)久里浜工場」。
かつてはこの名称であった。現在は京急ファインテック久里浜事業所である。

2018年5月 5日 (土)

工事進む銀座線渋谷駅界隈。

現在の位置から少しヒカリエ方への移設工事が進む、東京メトロ銀座線渋谷駅。

5月3日~5日の3日間、区間運休を行い、線路切り替え工事が行われています。

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△線路切り替えが進む渋谷~表参道間(渋谷ヒカリエ3階から撮影)。
B線(浅草方面)が外側に移設され、A線(渋谷方面)との間にホームを設置すると言う寸法。

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△工事箇所から渋谷駅への接合部。ホームでは建機が待機中だ。
工事進捗により、来年度下半期の新ホーム移設後、現ホームの一部分が撤去となる。

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△A線南側に、新たに線路が設けられる予定の区画が新設されている。
今後ここに線路が敷かれ、A線はこちら側へ移設される予定だ。

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今回の工事は、あくまでホーム新設に伴う線路の大幅な移転。
ホーム自体はこれから建設に入り、来年度下半期には新しい渋谷駅での営業が開始となる模様です。
(営業開始後は一旦渋谷分室に引っ込む必要が無くなり、1番線・2番線から発着可能となる模様。)

Photo
△最終的にはこうなる予定だ(東京メトロHP掲載の図面より作成)。
オレンジの四角が新しい渋谷駅のホームとなる場所。新ホーム下が明治通り、表参道方先端が渋谷ヒカリエとなる。
渋谷分室へはB線を使って入出庫する流れになるが、工事の関係で暫定的にB線とA線(現1番線)とを繋ぎ、A線から入出庫する形になる。

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【工事に伴い、区間運休中です。】
今回の工事に伴い、5月5日(土)最終まで、銀座線の渋谷~表参道間、青山一丁目~溜池山王間は区間運休となっています。
銀座線を利用する用事がある方はご注意ください。

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△区間運休に対応した路線図(一昨年作成したものだが、今回も同じパターン)。
渋谷から外苑前へは半蔵門線を使い表参道で、浅草方面は三越前で乗換だ。

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△工事中で運休のため、渋谷駅銀座線ホームはご覧の通り封鎖されている。
(降車ホームなんで封鎖されても乗れないわけで…)

※銀座線渋谷駅工事の概要はこちらからご覧ください。

2018年4月12日 (木)

「MADE IN 新津」5,000両達成!

総合車両製作所(以下J-TREC)の新津事業所(以下、J-TREC新津)で製造された車両が、前身の新津車両製作所時代から通算し、このほど5,000両達となりました。

記念すべき5,000両目となったのがこちら。

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△目下増備中のE235系(五反田※4月3日撮影)。
その中でも4月3日から営業開始となった、トウ16のクハE235-16が、J-TREC新津での総生産5,000両目となった。

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△クハE235-16車内に付けられた、5,000両製造記念のプレート。

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△プレート形状はオールステンレス車生産8,000両達成記念のものと同一であるw
(写真のプレートは、J-TRECにおけるオールステンレス車8,000両目の、クハE233-6023に取り付けられている。)

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1996年に創業した新津車両製作所。
当時増備まっただ中の209系の新造から始まり、以来E231系やE233系をはじめとするJR東の一般型電車(※注1)を製造する最大拠点となりました。

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△J-TREC新津の前身である、新津車両製作所で最初に生産された209系ウラ36(横浜→桜木町※2008年2月2日撮影)。
この編成のうち、サハ208-1以外の9両が新津で製造された。
京浜東北線に在した209系は、このウラ36以降、ラストナンバーのウラ78まで(※注2)が新津での製造だ。

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△今年登場から20年目を迎える、209系500番台。
E231系をはじめとするJR東の一般型電車の基礎となったこの車両。全車新津生まれである。

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△E235系との置き換えが進む山手線のE231系。
E235系共々、在籍する車両のすべてが新津生まれである。

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△総数3000両を突破し、もはやJR東の顔とも云えるE233系。
2000番台を除く全番台が、必ず一度は新津で作られた編成を持つ。
(中には5000番台や8000番台のように、全車新津生まれもいる。)

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△JRの車両のみならず、時には私鉄向けの車両を新造したりもした。
例えば小田急4000形。写真の4056Fのほか、4063Fの内6両も新津製である。

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△相鉄(左。写真は11000系だが10000系も新造歴あり)や東急(右。2020系2122F)の車輌も手がけている。
どちらも元となった車両がJR東に居る故にできることだ。

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△東京都交通局へも、都営新宿線の10-300形中間車を新造している。
写真の10-480編成は、8両→10両化のための中間2両を新津で新造した。

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新津車両製作所誕生から今日まで、製造された車両の総数は5,010両(※注3)。
年間250両の新造ができるJ-TREC新津。首都圏や新潟(E129系)向けの車両が主な製造車両ではありますが、J-TREC横浜共々、より良い快適な車両の登場に期待したいです。

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【余談】
これまでにJ-TREC新津(新津車両製作所時代含む)で製造された車両は以下の通り。

◎①209系…625両(0番台と500番台のみ。950番台はE231系として扱う。)
◎②E217系…265両(グリーン車を除く)
◎③E231系…1,502両(800番台とグリーン車を除く。900番台=209系950番台を含む。)
●④E233系…1,928両(2000番台とグリーン車、青661代替新造分を除く)
●⑤E531系…221両(グリーン車を除く)
○⑥E129系…168両(全車新津で新造。現在も増備新造中)
○⑦E235系…172両(トウ04・05以外の10号車を除く。現在も増備新造中)
○⑧E721系…38両(中間車のみ。先頭車はJ-TREC横浜で新造)
●⑨私鉄・公営…合計91両。内訳は以下の通り。
相鉄…10000系22両、11000系13両。
小田急…4000形16両。
都営地下鉄…10-300形中間車20両。
東急…2020系20両。

※◎…新津車両製作所時代のみ。●…新津車両製作所~J-TREC新津時代通じて
  ○…J-TREC新津時代のみ。



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※注1:但し、グリーン車のような特殊形状を持つ車体や、特急形、新幹線車両を除く。
これら車両は基本的に製造しない(J-TREC横浜で受け持つ。新幹線は日立や川重でも)。
なお、J-TREC新津に改組以降、JR東の在来線車両は、特殊な車両(EV-E801系や四季島、キヤE195系など)と新幹線、一部新潟トランシス担当の(ハイブリッド)気動車を除いては、基本総てJ-TRECでの新造となっている(特急形なら近車でも…と思われがちだが、E353系は全車J-TREC製である)。

ちなみに、最近(2016~2018年)のJR東におけるJ-TREC以外での新造案件は以下の通り。
①GV-E400系(量産先行車。川重)
②キヤE195系(日車)
③EV-E801系(日立)
④四季島10両中7両(川重)
⑤キハE130系(八戸線向け。新潟トランシス)
※新幹線(E5系・E7系)は川重と日立で製造。E7系は過去にJ-TRECでも新造された。
※近車はE657系以降新造無し。
※キヤE195系はE257系以来久方ぶりの日車製造案件。


※注2:ウラ36~45までのサハ208を除く。
これらはすべて東急車輌(当時。現J-TREC横浜)で製造された。

※注3:3月28日にE235系トウ17が出場した時点での話。
操業前に試験的に製造された試作車体や、修理名目のE233系青661を除く。
(青661は川重製だが、新津で事故車5両の代替新造を行っている。)
現在もE235系やE129系の新造が続いている。



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