鉄道全般

主にJRや私鉄など(首都圏が主。)

2018年4月12日 (木)

「MADE IN 新津」5,000両達成!

総合車両製作所(以下J-TREC)の新津事業所(以下、J-TREC新津)で製造された車両が、前身の新津車両製作所時代から通算し、このほど5,000両達となりました。

記念すべき5,000両目となったのがこちら。

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△目下増備中のE235系(五反田※4月3日撮影)。
その中でも4月3日から営業開始となった、トウ16のクハE235-16が、J-TREC新津での総生産5,000両目となった。

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△クハE235-16車内に付けられた、5,000両製造記念のプレート。

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△プレート形状はオールステンレス車生産8,000両達成記念のものと同一であるw
(写真のプレートは、J-TRECにおけるオールステンレス車8,000両目の、クハE233-6023に取り付けられている。)

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1996年に創業した新津車両製作所。
当時増備まっただ中の209系の新造から始まり、以来E231系やE233系をはじめとするJR東の一般型電車(※注1)を製造する最大拠点となりました。

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△J-TREC新津の前身である、新津車両製作所で最初に生産された209系ウラ36(横浜→桜木町※2008年2月2日撮影)。
この編成のうち、サハ208-1以外の9両が新津で製造された。
京浜東北線に在した209系は、このウラ36以降、ラストナンバーのウラ78まで(※注2)が新津での製造だ。

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△今年登場から20年目を迎える、209系500番台。
E231系をはじめとするJR東の一般型電車の基礎となったこの車両。全車新津生まれである。

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△E235系との置き換えが進む山手線のE231系。
E235系共々、在籍する車両のすべてが新津生まれである。

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△総数3000両を突破し、もはやJR東の顔とも云えるE233系。
2000番台を除く全番台が、必ず一度は新津で作られた編成を持つ。
(中には5000番台や8000番台のように、全車新津生まれもいる。)

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△JRの車両のみならず、時には私鉄向けの車両を新造したりもした。
例えば小田急4000形。写真の4056Fのほか、4063Fの内6両も新津製である。

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△相鉄(左。写真は11000系だが10000系も新造歴あり)や東急(右。2020系2122F)の車輌も手がけている。
どちらも元となった車両がJR東に居る故にできることだ。

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△東京都交通局へも、都営新宿線の10-300形中間車を新造している。
写真の10-480編成は、8両→10両化のための中間2両を新津で新造した。

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新津車両製作所誕生から今日まで、製造された車両の総数は5,010両(※注3)。
年間250両の新造ができるJ-TREC新津。首都圏や新潟(E129系)向けの車両が主な製造車両ではありますが、J-TREC横浜共々、より良い快適な車両の登場に期待したいです。

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【余談】
これまでにJ-TREC新津(新津車両製作所時代含む)で製造された車両は以下の通り。

◎①209系…625両(0番台と500番台のみ。950番台はE231系として扱う。)
◎②E217系…265両(グリーン車を除く)
◎③E231系…1,502両(800番台とグリーン車を除く。900番台=209系950番台を含む。)
●④E233系…1,928両(2000番台とグリーン車、青661代替新造分を除く)
●⑤E531系…221両(グリーン車を除く)
○⑥E129系…168両(全車新津で新造。現在も増備新造中)
○⑦E235系…172両(トウ04・05以外の10号車を除く。現在も増備新造中)
○⑧E721系…38両(中間車のみ。先頭車はJ-TREC横浜で新造)
●⑨私鉄・公営…合計91両。内訳は以下の通り。
相鉄…10000系22両、11000系13両。
小田急…4000形16両。
都営地下鉄…10-300形中間車20両。
東急…2020系20両。

※◎…新津車両製作所時代のみ。●…新津車両製作所~J-TREC新津時代通じて
  ○…J-TREC新津時代のみ。



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※注1:但し、グリーン車のような特殊形状を持つ車体や、特急形、新幹線車両を除く。
これら車両は基本的に製造しない(J-TREC横浜で受け持つ。新幹線は日立や川重でも)。
なお、J-TREC新津に改組以降、JR東の在来線車両は、特殊な車両(EV-E801系や四季島、キヤE195系など)と新幹線、一部新潟トランシス担当の(ハイブリッド)気動車を除いては、基本総てJ-TRECでの新造となっている(特急形なら近車でも…と思われがちだが、E353系は全車J-TREC製である)。

ちなみに、最近(2016~2018年)のJR東におけるJ-TREC以外での新造案件は以下の通り。
①GV-E400系(量産先行車。川重)
②キヤE195系(日車)
③EV-E801系(日立)
④四季島10両中7両(川重)
⑤キハE130系(八戸線向け。新潟トランシス)
※新幹線(E5系・E7系)は川重と日立で製造。E7系は過去にJ-TRECでも新造された。
※近車はE657系以降新造無し。
※キヤE195系はE257系以来久方ぶりの日車製造案件。


※注2:ウラ36~45までのサハ208を除く。
これらはすべて東急車輌(当時。現J-TREC横浜)で製造された。

※注3:3月28日にE235系トウ17が出場した時点での話。
操業前に試験的に製造された試作車体や、修理名目のE233系青661を除く。
(青661は川重製だが、新津で事故車5両の代替新造を行っている。)
現在もE235系やE129系の新造が続いている。



2018年4月 7日 (土)

東急2020系・6020系、営業開始!

3月28日より、東急の新型車

2020系(田園都市線)
6020系(大井町線)
が、それぞれ営業開始となりました。

営業開始初日、2020系は朝通帯で1往復、6020系は昼間に数往復での運用からスタートでした。

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△営業初日は1本だけ(2121F)からのスタートとなった2020系。
翌3月29日からは2122F、ダイヤ改正の30日からは2123Fも加わり、3編成が営業を開始していった(二子玉川※3月29日撮影)。

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△2121F(写真)と2122Fとも、正面には営業開始記念のステッカーが貼付されている(たまプラーザ→あざみ野※3月29日撮影)。

2020系は現時点「サークルK(東武線乗り入れ禁止)」扱いとなっており、当面の間は田園都市線東京メトロ半蔵門線(押上まで)のみの運用になりそうです。

本数が増えてきた頃合いを見てサークルKを外し、東武線(押上~南栗橋/久喜)へ脚を伸ばしそうです(現に試運転で東武線には入っている)。


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△一方で、同じく3月28日からは6020系も営業を開始している(等々力→上野毛※3月29日撮影)。
営業開始からしばらくの間は、昼間数往復のみの運用が続いた。

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△現状2本だけの6020系。
6000系と共に、大井町線のみならず田園都市線(長津田まで※注)へも乗り入れる。
(左:二子玉川 右:あざみ野→たまプラーザ※4月7日撮影)

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【車内外、営業開始後に見られたもの】
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△正面行き先表示(2020系)。
種別、駅番号、行き先の順で表示される。日/英交互表示だ。

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△同(6020系)。
こちらは基本急行以外での運用は無い。行き先は大井町線のラインカラーであるオレンジを下地表示される。

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△田園都市線→大井町線直通の場合は、行き先を表示する前に「大井町線直通」と表示される。
(逆の場合も「田園都市線直通」と表示される。この場合緑字白文字、黒縁ありとなるが、行き先「長津田」はオレンジ下地の白文字だ。)

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△側面表示(2020系)。
JR東E233系・E235系のように、上段が行き先、下段が次駅表示となる(駅発車後、終着到着時は次駅表示なし)。

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△これは6020系も同様である。
次駅表示部はオレンジの下地がない。

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△直通先は1行表示となる。

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△車内(写真は6020系)。基本的に2020系・6020系とも車内構成はほぼ同じだ。
木目調の床、緑系のハイバックシート、同じく木目調の座席仕切りや貫通扉と、どことなくナチュラルな空間となっている。

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△座席(左:6020系、右:2020系)。
どちらも同じシートカラーとなっている。両車の違いとしては、荷棚上にデジタルサイネージ式車内広告の有無である。

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△2020系には、車両荷棚部、妻部にLCDが搭載されており、デジタルサイネージ式の車内広告が放映される。

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△いっぽう、6020系はこの通り、デジタルサイネージ用のLCDは一切搭載されていない。

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△妻部(6020系)もこの通り、広告枠が設けられている。
右横の黒い箱は防犯カメラが入っている。

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△ただ、6020系のうち、3号車(デハ6320)においては、いつでもLCDが搭載できるよう、型枠が設けられている。
将来的にこの部分を外してLCDを装架する形になると思うが、このような仕様となっているのは7両中この車両のみだ。

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△ドア(写真は2020系。6020系も同一)。
扉左右脇は既存の東急車のようなシールは貼られておらず、シンプルに注意喚起が記された者となっている。
ドアチャイムは東急車では初めて、JR東(首都圏地区)の電車と同じものに、ドアエンジンはE235系と同じラック式となっている。

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△ドア上のLCDは17インチワイド液晶が、両車とも2枚搭載されている。
どちらも左側は「TOQビジョン」の記述はなく、また放映内容も東急グループの広告のみだ。

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△TIPはどちらも日立製である。
レイアウトはJR東E235系やJR西323系と似たものとなっている。

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△降車口案内の表示。
最近の東急車(や乗り入れ各社)で更新されたものと同じで、「引き込まれにご注意 Caution」が入った仕様となっている。

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△駅のホーム案内。これもE235系などと同じ(ちゃんと「のりかえ/Transfer」ありますw)だ。
自社線、JR各線、東京メトロ・都営地下鉄は駅ナンバリング対応だが、ブルーライン(あざみ野乗換)は今まで通り「横浜市営地下鉄」扱いだ。

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△車内の形式表記。
号車と禁煙表示、形式のみのシンプルなものとなっている。

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△製造所、sustina表記、LED照明やPanasonic「ナノイー」使用のステッカーは左側に貼られている。
2020系ではJ-TREC横浜製(2121F)と同新津製(2122Fと2123F)がいるが、事業所表記は無い。

なお、車内放送は既存車と同じで、新造された=新たに収録…と言うわけではないようです。
(6020系は駅ナンバリング読みなし。2020系は現行の駅ナンバリング、扉開閉方向追加版。)

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東急の次の世代を担う2020系と6020系。
今後どちらも増備が続く予定で、このうち6020系については、年末予定の「座席指定車両」を設定することができるよう、改良された編成(1両のみ。L/Cシート設置)が登場するそうです。
(現在、東急HPにてその愛称を募集中とのこと。詳しくはこちらから。)
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△6020系は大井町線急行用のため、各停用の9000系(左)は当面安泰としても、長らく主力であった8500系(右)は2020系の増備によって順次廃車となっていくであろう(高津→溝の口※3月29日撮影)。

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△本当にカウントダウンとなりそうなのが、現存する8500系で唯一の幕車、8606Fであろう。
各停表示が始まった田園都市線で、自社車両ではこの8606Fと8590系、2000系が各停非表示だ。

※東急2020系や6020系の運用、および今後の増備予定について、東急電鉄や東京メトロ(2020系のみ)、J-TRECなどの現業企業への問い合わせはご遠慮下さい。

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【おまけ】
長らく各停表示をしていなかった乗り入れ各社。
東京メトロ、東武鉄道とも表示を始めたようです。

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△東京メトロ8000系の場合。
LEDの種類問わず、全車各停表示対応となった。08系も同様である。

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△一方、東武鉄道。
写真のように非表示のままな編成もあれば…

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△一部編成ではこのように「各停」表示を始めたものも。
東上線へ転属したため、2編成((6+4連)×2)のみとなった30000系については未確認だ。

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※注:平日日中は基本的に大井町~溝の口のみであるが、土休日は長津田までの運用もある。
なお、長津田までの運用は平日朝(上りのみ)と夜(下りのみ)にも設定があり、土休日は中央林間始発が2本ある。

2018年3月31日 (土)

京急2000形、営業終了。

最終的にリバイバルカラーの1本(2011編成)のみが残った京急2000形。

3月28日(水)を以て、すべての運用が終わりました。

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△ラストの1本となった2011編成。
3月25日に貸切列車が運転され、最終運用となる3月28日まで、引退を記念したHM(ステッカー)が掲出された(蒲田要塞京急蒲田→糀谷)。

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△HMの元ネタ(京急ファインテック※2012年5月27日撮影)。
ブルーリボン賞受賞時のものをアレンジしたものが、今回の引退記念HMへと受け継がれた。

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最終週となった3日間(3月26日~28日)。
主に日中士急行として運用に就いてました。

最終日となった28日は、2011編成最後の勇姿を納めるべく、多くのファンが沿線に訪れてました。

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1115D→1114DX(京急鶴見→花月園前)。
最後の新逗子までの行路を行く。

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△折返し1215D→1314D(金沢八景→金沢文庫)。
同じく、今度は最後の羽田国内への行路。やや無理矢理だがバックの高校の桜と共に。

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1315D→1414D(日ノ出町→黄金町)。2011編成はこの運用の後一旦金沢検車区に。
沿線の大岡川の満開の桜並木と共に…。

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△金沢文庫から1441編成と連結し品川にやって来た2011編成。
最後の品川入線。ラストは堀ノ内~品川~京急久里浜までの運用だ。

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△客扱いが終わり、一旦新品川へ入る。
隣1番線には、同じく数を減らしつつある800形が。

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△暫くして、折返し1804Aとして品川1番に2011編成(と1441編成)が入線。
これが2000形最後の営業列車となった。

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△発車を待つ2011編成。奥に居る800形に見送られ、18時15分過ぎ品川を発車。
最後の京急久里浜までの快特運用に就いた。

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1982年の誕生からおよそ36年。
快特やウィング号で活躍し、京急の快特120km/h運転の先駆者となった2000形。
1998年の2100形の登場により順次3扉化され、快特としての運用は数を減らし、2010年以降は士急行での運用が主でした。
京急の「顔」とも云える2000形。
およそ36年間、お疲れ様でした。

※京急2000形の今後の去就について、京急電鉄など現業企業への問い合わせはご遠慮下さい。

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【おまけ】

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△空港線を往く1209編成(蒲田要塞京急蒲田→糀谷)。
2011編成の後継となる1217編成が、3月29日にJ-TRECを出場している。
(現在塗装のため久里工入り。4月出場の予定。)

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△1201編成と並ぶ1613編成(金沢文庫→金沢八景)。
方や完全に塗装されやって来た者、方や製造工程の都合上車体がほぼ真っ白で出場した者の並びとも云える。

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△J-TREC出場時はブレーキ7段であった1201編成だが、営業開始時に他の1000形同様ブレーキは5段に戻されている(写真は1201のもの)
1200番台はC-ATS表示部は、カラー液晶となっている。

2018年3月17日 (土)

3/17・小田急ダイヤ改正!

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3月17日、JR各社でダイヤ改正となり、同日、小田急や東京メトロ(千代田線、東西線)でもダイヤ改正となりました。

今回はそんな中から、小田急の話を。

【GSE、デビュー!】
LSE(7000形)の後継として昨年登場した、70000形(GSE)
ダイヤ改正の今日から営業開始となり、新宿9時発の「スーパーはこね5号」から運転開始となりました。

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△営業開始となった、小田急ロマンスカーの新鋭70000形(読売ランド前→百合ヶ丘)。
「ふじさん」とメトロ系以外の特急ロマンスカーで運用に就く。
運転開始の今日は、GSE使用のロマンスカーは全便満席御礼となった。

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△どのアングルから撮っても格好いいGSE(左:豪徳寺 右:梅ヶ丘)。
近く第2編成も登場の予定だ。

70000形の営業開始に伴い、LSE(7000形)は今年6月に1編成(7003F)廃車→解体の予定となっています。
残る7004Fも、来年度に引退の予定となっていますが、進退は不明です。

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△最後まで残る方となったLSE7004F(梅ヶ丘→豪徳寺)。
7003Fが6月までに廃車となる。GSE代替と、車両基地の場所確保に伴うためだ。

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【多摩急行が無くなり…】
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△複々線化による千代田線~小田急線直通の運用形態が変わり、朝夕だけの運用となった「多摩急行」が、ダイヤ改正で廃止となった(読売ランド前→百合ヶ丘※3月14日撮影)。

今回の改正で、千代田線から直通する列車は小田急線内(※注1)のみの列車となり、日中の多摩線への乗り入れと「多摩急行」は廃止となりました。


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△多摩急行や千代田線からの多摩線急行廃止に伴い、東京メトロ16000系(左)やJR東E233系(右)は多摩線に乗り入れることが無くなったが、改正後は朝夕のみとなるが、最長で伊勢原まで直通する列車が登場となった。

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△東京メトロの車両による「急行|唐木田」(和泉多摩川→登戸※3月16日撮影)。
これも過去帳入りとなった。

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改正後、主に日中は準急として、成城学園前(土休日のみ)か向ヶ丘遊園で折り返し運転となりました。
(朝夕は急行や、平日のみ新種別「通勤準急」の運用あり。)

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△改正後、日中帯は成城学園前か向ヶ丘遊園で折り返し運転となった千代田線直通列車(共に豪徳寺。どちらも成城学園前止)。
停車駅として新たに千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、狛江が加わったため、準急は代々木上原からは緩行線を通る

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【そのほか】
①ロマンスカー関係(愛称変更、新名称)
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△今改正から登場となった「モーニングウェイ」(百合ヶ丘→読売ランド前)。
平日9便、土休日8便運行される。また、千代田線直通のMSEによる「メトロモーニングウェイ」も、平日2便、土休日1便運行される(引き替えに「メトロさがみ」は運転終了となった)

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△千代田線直通のロマンスカーとしては、土休日限定ではあるが新たに「メトロえのしま」が加わった(豪徳寺)。
「メトロはこね」と併結して運用され、前6両が「メトロはこね」、後4両が「メトロえのしま」となる。
(前面の愛称表示どうにかならんのかというツッコミは無しの方向で。)

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△また、同じMSE使用のロマンスカーとして運用されていた、JR御殿場線直通の「あさぎり」が、改正より名称を「ふじさん」となった(豪徳寺上りの4000形空気嫁と言うのは無しの方向で)。
英語名称は「Mt.Fuji」である。

【改正後のロマンスカー】
①スーパーはこね(新宿~小田原間ノンストップ)
②はこね
③さがみ
④えのしま
⑤メトロはこね
メトロえのしま(土休日のみ)
ふじさん
⑧ホームウェイ・メトロホームウェイ(夕夜間のみ、下りのみ運転)
⑨モーニングウェイ・メトロモーニングウェイ(朝のみ、上りのみ運転)

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②唐木田方面に行く快速急行登場!
今日の改正から、登戸に停車するようになった快速急行。
と同時に新たに多摩線直通の快速急行が誕生しました。

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△これまで、千代田線直通が優等種別として当てられていた唐木田方面(読売ランド前→百合ヶ丘。上りの2000形空気嫁と言うのは無しの方向で)。
今改正からはすべて新宿始発となり、新たに快速急行の唐木田行が加わった。

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△唐木田行の急行ももちろん健在だが、こちらは新宿始発に統一された(豪徳寺)。
1000形が唐木田急行に入ると、多摩急行発足時を思い出させる光景とも云える。

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③改正後の緩行線・急行線
今回は小田原線複々線区間延長(代々木上原~梅ヶ丘、和泉多摩川~登戸)に絡むダイヤ改正となりました。
改正にともない、緩行線と急行線の扱い方がこうなりました。

【緩行線】…各駅停車、準急、千代田線系統(上り:急行、通勤準急、準急、各駅停車。下り:各駅停車と準急)
【急行線】…ロマンスカー、急行(新宿発着と千代田線発)、快速急行、通勤急行(上りのみ)

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△緩行線を往く各駅停車の2000形(左)と準急のE233系(右)。
今までE233系は急行や多摩急行、準急でのみの運用で急行線を使用していた。

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△準急は和泉多摩川~登戸間で転線するようで、下りは渡り線を通り急行線ホームへ入線する(写真はE233系による向ヶ丘遊園止)。

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なお、一部種別では停車駅が変更となりました。
(変更となった種別)
①快速急行…新たに登戸に停車。(多摩線直通)多摩線内の停車駅は急行と同じ。
②急行…新松田~小田原間は全列車通過(新松田から各停に変更する列車ができたため)。
③準急…新たに千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、狛江に停車。
④ロマンスカー…今まで一部列車が停車となった向ヶ丘遊園と新松田が全列車通過に変更。
(但し「ふじさん」は乗り入れ先の松田に停車する。)

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【3月19日(月)からは?】
改正日が土休日ダイヤのため、平日ダイヤは3月19日(月)からとなりますが、平日ダイヤでは新たに「通勤種別」の復活があります(※注2)。
通勤準急(本厚木→千代田線方面。平日朝通帯上りのみ運転。)
停車駅:改正前の準急と同じ(登戸までの各駅と成城学園前、経堂、下北沢、代々木上原、以遠各駅)。
通勤急行(唐木田→新宿。平日朝通帯の上りのみ運転。)
停車駅:小田急多摩センター、小田急永山、栗平、新百合ヶ丘、向ヶ丘遊園、成城学園前、下北沢、代々木上原。
※登戸と経堂は通過します。
※一部小田急多摩センター始発もあります。

また、平日ダイヤにあった「平日朝通帯の急行経堂通過」は、今回の通勤急行登場に伴い、全車停車に変更となりました(平日夕通帯の下り急行の経堂通過は継続)。


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△E233系も「通勤準急」に対応できるよう、行き先表示のROMが更新されている。
もちろん東京メトロ16000系もROM更新済みだが、乗り入れない6000系や209系はROM更新なしである。

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複々線化によりより一層便利になった小田急。
改正後最初の平日を迎える3月19日、改正前と比べてどう変わるか、注目です。

※小田急のダイヤ改正の概要は、小田急HPでご確認ください。
※小田急70000形(GSE)の運用については、ロマンスカーHPにてご確認ください。
(展望席付きロマンスカーは、当面の間GSEかVSE、LSEによる運用です。)

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【おまけ】
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△不定期で小田急線の検測を行う、「テクノインスペクター」ことクヤ31(世田谷代田→梅ヶ丘)。
クヤのパンタグラフが上がっていないことから、どうやら信号検測のようだ。

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※注1:取手7:42発の列車(JR:754E、メトロ:755E、小田急:6901レ)のみ。全区間各駅停車。
JR・メトロの運番末尾が「E」のため、使用されるのは小田急4000形である(代走でメトロ車やJR車になる場合もある)。

※注2:通勤準急は1960年3月~1964年11月までの運転。快速準急が新設され、朝通帯は通勤が取れて準急となった。
一方、通勤急行は1955年~1971年までの運転。急行に統合され廃止となり、その後今回の復活となった。

2018年3月14日 (水)

終焉近い京急2000形。

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1000形の増備により、着実にへらしつつある京急2000形キャーダルマサーン800形

そのうち2000形が、今月を以て全編成引退となる見込みです。

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△3月14日現在で京急に在する2000形は、2011編成(左)と2061編成(右)の2編成のみとなった。
かつて4両編成も在したが、一昨年までに全車廃車となっている。

かつて快特メインで使われた2000形。
登場時は2扉車、集団見合いシートでしたが、1998年から2100形の登場により、順次3扉車ロングシートへ改造され、一時期朝夕の快特や特急のみでの使用でしたが、現在日中は士急行(羽田国内~蒲田要塞~金沢文庫~新逗子)、朝夕は希に12両編成(品川~金沢文庫)になり都心方面へ快特や特急で使われることもあります。

2012年から4両編成の、続いて2014年からは8両編成においても廃車が始まり、現在残る2編成が最後の編成となりました。 

京急公式でも、3月中旬に2061編成が、同月下旬を以て2011編成がそれぞれ営業運転を終了するとアナウンスがあり、うち2011編成については3月25日(日)に特別貸切列車で使用されることが決まっています。

後継となる1000形の増備も、今年度分は1209編成まで完了しており、近く1217編成がJ-TRECから一部塗装済みの状態で出場(3月14日現在、J-TREC構内でほぼ完成状態を確認)し、久里工入りの予定となっています。
(塗装後営業開始は遅くとも4月になりそうだが…車両足りるんかなぁ…。)

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△後継の1000形も1209編成まで落成しており、写真の1209編成が営業開始をした時点で、2061編成は運用離脱、廃車となる見込みだ。

ちなみに、同じ塗装済み銀千こと1619編成が今月から営業を開始しており、引き替えに800形822編成が離脱、廃車となった模様です。

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△(追記@180318)その後1209編成は3月16日から営業開始となった(京急川崎※3月16日撮影)。
2061編成はその前日3月15日を以て運用終了となった。

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△1209編成運転台(神奈川新町停車中に撮影。写真は1216のもの)。
17次車はブレーキ7段…と思いきや、この1209編成は元のブレーキ5段となっている。
ちなみに1201編成も、営業開始時にブレーキ5段になったそうだ。
なお、1200番台は泉岳寺までの限定運用となっており、その記述が運転台コンソールに小さく貼り付けられている。



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【記念乗車券発売】
2000形の引退を記念し、3月11日に金沢文庫駅で2,018セット限定で記念乗車券が発売されました。


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△2000形の引退を記念し発売された記念乗車券表紙。
表紙には(リバイバルカラーだが)2011編成が大きく写ったものとなった。

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△表紙をめくると、2000形の簡単な紹介、ブルーリボン賞受賞の紹介が。

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△更に下をめくると中央部に乗車券(2,000円分※注)とともに、横に2000形で実際に使ってたカーテンの切片が。

ちなみにこの記念乗車券を買うと、その場で当たるスクラッチが1枚貰え、早速削ったのですが…

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△ええ…ハズレでしたよ。
(ハズレ無しと思ったらまさかのハズレありにビックリしたのはここだけの話w)

ちなみに特等は、前述の3月25日の特別貸切列車に乗車できる権利が得られるそうで、50組100名限定にその権利が得られたようです。
(他にクオカードやマグカップ、クリアファイルが当たった。)

※「さよなら2000形記念乗車券」は、発売日当日で完売となっています。ご了承ください。
※京急2000形の運用や各編成の離脱時期など、京急電鉄への問い合わせはご遠慮下さい。
(京急2000形は、日中は主に士急行で運用に就いています。)

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【余談】
今年は京急120周年ですが、前回コラボしたリラックマ誕生15周年記念企画として「京急×リラックマ」なラッピング車が現在運行中です。

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△その中から、「リラックマのイチゴお祝い号」。
一昨年運行された「京急×リラックマ」同様、1065編成が抜擢された。
(京急では「京急トラッドトレイン」と呼んでいるそうな。)

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△1072側から。
前回同様リラックマ達各キャラクターがあちこちにイチゴと共にラッピングされている。


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△正面は前回同様HM的なものが全くないため、真っ正面で捉えると普通の1000形にしか見えない欠点が。

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△更にもう2編成用意されており、ブルスカ(606編成)も「コリラックマ&チャイロイコグマ がおがお号」として運用に就いている。

もう1編成は黄色奴(1057編成)で、こちらは車体のカラーを生かし、キイロイトリとのコラボ「しあわせのキイロイトリ号」として運用中です。


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△そのもう一つである「しあわせのキイロイトリ号」に抜擢された黄色奴(仲木戸※3月16日撮影)。

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△1057。黄色奴のポテンシャルを生かしたラッピングとも云える。
車体より若干、キイロイトリの黄色が明るく出ているのが判る。


どれも京急線内のみならず、乗り入れ先の都営浅草線や京成線でもみられます。
(京急線内での運用は、京急HPの「特別塗装列車運行予定」で確認ができます(翌日分は14時以降)。)

また、京急久里浜、上大岡、大鳥居の各駅が、リラックマとのコラボで
京急リラッ久里浜」(京急久里浜)
がお大岡」(上大岡)
キイロイ鳥居」(大鳥居)
と期間中装飾されたり、京急バスにおいてもバス停の名称装飾が行われるそうです。
(いずれも5月13日までの予定。)

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△その中から、「上がお大岡」となった上大岡駅の駅名標(3月11日撮影)。
コリラックマとチャイロイコグマが、仲良く「がおがお」しているw

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△駅の階段袖にもそれらしい装飾がなされている。

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△云うまでもなく、名称変更は駅構内のみなので、車内の案内表示は変更無し。
(右画面:電車在線していないのは仕様。)

※京急×リラックマコラボ、詳しくはこちらから。

【おまけ】
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△けいきゅん®が付いた車両3並び(金沢検車区※公道上踏切から撮影)。
手前から2109編成、1001編成、1201編成(京急沿線の風景ギャラリー号)である。

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△そこから公道を金沢文庫寄りに移動すると…1000形(と一部600形や2100形が混ざるが)の全塗装ラインナップが(やや無茶あるが)揃う構図。

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※注:乗車券の額面総額が2,000円分。内訳は以下の通り。
①京急久里浜から790円
②新逗子から810円
③三崎口から200円
④金沢文庫から200円

2018年3月 2日 (金)

京急創立120周年!

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品川と三浦半島を結ぶ

京浜急行電鉄
(以下、「京急」とする。)

1898年(明治31年)の大師電気鉄道創立から、今年で120周年を迎えました。

創立120周年を記念して、各種イベントや記念ラッピング車が運行中です。
(2月24日には記念乗車券が発売されるも当日完売、また翌25日には、総計12万名限定で優待乗車券12万組24万枚が配布されたが、こちらも終了している。)

【特別ラッピング車「京急120年の歩み号」】
2月25日から約1年間、1500形1521編成を用い、歴代の京急車のラッピングが施されて、大師線をメインに(※注1)運転中です。


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△1521編成「京急120年の歩み号」(港町→京急川崎)。
端から見て、2014年の大開帳奉修のさいに運転された赤札号のようにも見えるが、実は各車(後述するが1523を除く)歴代の京急車が纏った塗装がラッピングされている。

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△1524側から。
一見して1500形の塗色…だが、前面の白部分は側面に併せてアイボリー調のラッピングとなっている。

(各車ごとに)
※特記以外、川崎大師で撮影。

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△1521。京浜電気鉄道デ51が纏っていた塗装を表現。
ウインドヘッダー・ウインドシル・ドア・車体のリベットはすべてラッピングで表現されている。

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△1522。230形や400形、500形が1951年~1963年まで纏っていた、赤に黄色のツートンカラーだ。

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△1522の妻部「KEIKYU」は塞がれ、代わりに「KHK」と記載された。
現在ではデトでしか見ることができない「KHK」の表記。京浜急行の略称(※注2)である。

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△1521と1522のカラーリングは、10年前の京急創立110周年の際、1000形2編成にそれぞれラッピングされていたことがあった(京急ファインテック。2008年5月25日撮影)。
京浜デ51のラッピングを1321編成が、230形などの赤黄ラッピングは1309編成がそれぞれ纏い、前者は主に大師線で、後者は主に本線の普通で使用され、運転終了後はそのまま廃車となった。

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△1523。こちらは何もラッピングはされず、まんま1500形の塗色だ。
1953年から現在まで使用されているカラーリングでもある。

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△1524。1978年登場の800形から纏い始めたカラーパターン。
後に2000形や600形、2100形、1000形へと受け継がれている。

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△車内では京急創立120周年を記念した中吊りとなっており、この1521編成のカラーリングについての説明書きが掲出されたほか…

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△京急の歴史や秘蔵写真、沿線の今昔を振り返る写真や、過去に発券された切符などが掲出されている。
(内容は各自でご確認を!)

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【京急沿線の風景ギャラリー号】
事前に公募された絵画や写真を掲示公開した「京急沿線の風景ギャラリー号」。
こちらには、登場して間もない1201編成が使用されています。

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△「京急沿線の風景ギャラリー号」に抜擢された1201編成(三浦海岸→三崎マグロ駅口)。
車体にもそれに相応したラッピングがなされているが…前面に注目。


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△1201と1208の前面非常扉に、けいきゅん®とともに「1」が付け足され、創立120周年であることをアピールしている。
1200番台は京急創立120周年を記念し、敢えて形式も1201から振っているとか。

その1200番台も、現在1209編成がJ-TRECから半完成状態で出場し、久里工にて最終仕上げ中です。

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【川崎大師駅、一部仕様変更?】


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△気品高い仕様となった川崎大師駅の看板。
これも京急120周年記念事業の一つだ。

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△乗車位置(上りのみ)と駅名標(下りホーム1カ所のみ)も、同様に記念仕様となっている。

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△駅前の記念碑両脇に胡蝶蘭が飾られている。
この川崎大師駅こそ、京急発祥の地なのだ。
(記念碑は創立70周年の1968年に建造された。)

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誕生から120年目を迎えた京急。
アニバーサリーイヤーである今年は、これから様々なイベントが予定されています。

※京急創立120周年事業については、こちらをご参照ください。
※「京急120年の歩み号」や「京急沿線の風景ギャラリー号」について、運用はこちらで確認ができます(翌日分は当日14時以降に更新。輸送障害時は変更の場合あり)。なお、「京急120年の歩み号」は、5月最終日曜日に開催予定の「京急ファミリー鉄道フェスタ」で展示される可能性もあります。
(「京急120年の歩み号」は主に大師線で、「京急沿線の風景ギャラリー号」は、主に本線完結型の運用(士急行が主だが、朝夕は泉岳寺・品川~三崎口間の快特や特急にも就く場合あり)に就きます。)

【おまけ】
今、三浦海岸では河津桜が見頃ですが…

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△沿線の河津桜並木を往く2100形(左)と黄色奴(右)。
河津桜が満開の頃は、多くのファンが訪れる有名な場所でもある。

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△三浦海岸駅の看板と、駅前の河津桜。
駅の看板は河津桜のシーズン限定の仕様に変更されている…が、フォントは旧式のままだ。

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※注1:1500形4両編成(4S※チョッパ車)は、主に大師線で使用される他は
 ①本線の普通(品川~浦賀、品川~蒲田要塞…等、パターンは多々)。
 ②平日朝夕通勤時間帯の快特や特急の増結(土曜日朝も含む)。
 …で使われることもある。詳しくはこちらで確認のこと。

※注2:KHK=KeiHin Kyuko。
 現有車では600形まで付けられていたが、2100形以降は「KEIKYU」となり、全廃となったが旧1000形と700形のみが「KHK」のままであった。現在は1522とデトでしかこの「KHK」は見ることができない。800形と2000形のリバイバル車は、残念ながら「KEIKYU」のままだ。

2018年2月26日 (月)

【2/22京王ダイヤ改正】京王ライナーなど、改正後の話。

2月22日(木)(絶対狙ったろ!?ってツッコミは無しの方向で。ちなみに5年前も2月22日に改正実施。)、京王と都営新宿線でダイヤ改正が行われました。


【京王ライナー、始動】

京王の新星、5000系を用いた有料座席指定列車
京王ライナー

改正日の2月22日から運転開始となり、初日の「京王ライナー1号(京王八王子行)」は早々から満席となりました。

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△新宿2番に入線する京王5000系の回送列車。
折返し京王ライナー1号として運転される。

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△5候補の中から、投票により決定となった「京王ライナー」。
フルカラーLED式行き先表示故に、綺麗に表示されている。

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△側面。始発の新宿停車中は停車駅がスクロールで表示される。

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△京王ライナーは新宿2番線からの発車となる。
そのため、新宿2番には京王ライナーの記載が加わった。


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△座席指定券は新宿駅設置の指定券券売機(座席指定は不可。一律400円)か、チケットレスサービス(要会員登録。クレジットカード登録必須)を用いてスマホやPCで事前購入することができる。チケットレスサービス会員は座席指定が可能だ。
なお、京王パスポートカード会員であれば、前日予約やポイント決済(400ポイント必要)、ポイント加算(1回の乗車で4ポイント、月4回の利用で100ポイント付与)のサービスが追加される。

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△座席指定券を持たずに乗車すると車内で精算となるが、割増料金として700円(座席指定料金400円+加算料金300円)徴収となるので注意が必要だ。

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△京王ライナー運転開始に伴い、路線図の隅に京王ライナーの停車駅が加えられた。

【京王ライナー 停車駅】
(京王八王子行)…府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野
(橋本行)…京王永山、京王多摩センター、南大沢
明大前に運転停車するが、乗降はできない。

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△通過駅である明大前。駅の発車標には京王ライナーが来ることを示しているが、横には「ご乗車になれません」と表記。
接近音も通過列車や回送が来るときと同じ音が流れる。

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△そしてやって来た京王ライナー。側面には「当駅からはご乗車できません」と明記。
事実、電車は来るがドアはすべて開かなかった。


京王ライナーは特急停車駅から明大前と調布、橋本方面は京王稲田堤を除外した形となっています。
(京急のウィング号同様、遠距離通勤者向けの列車故、新宿から20km圏はすべて通過。)

なお、座席指定は最初の停車駅までなのもウィング号(下り)と同様で、最初の停車駅を過ぎてからは特急と同じ扱い(指定券なしでも乗車可能)となります。


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△京王八王子行では府中着以降、橋本行では京王永山着以降、側面に「指定券無しでご乗車できます」と表示されるので、府中や京王永山以遠で京王ライナーが来ても、躊躇無く乗車してもかまわない(が、確実に座れる保証は微々たるところ)。

仕事を終えて、座って確実に府中以遠や永山以遠へ帰りたいときに、京王ライナーを活用してみてはいかがでしょう?

京王ライナーは、平日20時~0時20分発(0分発:京王八王子行、30分発と0時20分発:橋本行)、土休日は17時~21時20分発(0分発:京王八王子行、20分発:橋本行)の運転です。


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△京王稲田堤を通過する「京王ライナー3号」。
特急停車の京王稲田堤。新宿から20km圏内となってしまったため、京王ライナーは通過する。

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【5000系、都営新宿線直通開始!】
今回のダイヤ改正から、都営新宿線に京王5000系の乗り入れが始まりました。

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△都営新宿線を往く京王5000系(一之江→船堀)。
京王ライナーで使用する間合いで、日中何本か5000系が都営新宿線直通(※注1)運用に就く。

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△笹塚2番に入線する5000系(右写真:引き込み線に入る9000系空気嫁と言うのは無しの方向で)
改正前まで(準)特急の運用に就くことが多かった5000系であるが、京王ライナー就役に伴い、専用の運用が数本組み込まれた(※注2)。

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△側面の行き先表示が縦に広くなったこともあり、2段表示も始まった。
(左:都営新宿線直通の表示、右:新宿から種別が変わる表示)

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【その他】
①行き先表示の仕様変更
今回の改正前後で、準特急(幕車)と区間急行の表示色が変わりました。


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△準特急の場合(※右が交換前)。
方向幕装備車(7000系の一部)は、朱地黒文字から朱地白文字に変更となっている。
縁が無いせいもあり、やや見づらくなっている。

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△フルカラーLED式の場合は現行のままである。

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△今年登場5周年を迎えた区間急行の場合。
こちらは白地緑字から黄緑地白文字に変更になった(フルカラーLED式は文字に縁あり)。

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△この変更は都営車(E233系10300番台10-300形3次車以降)も同様だ。

②行き先は「終点まで」表示します。
これまで「区急|調布、調布から各停|高尾山口」「特急|高幡不動、高幡不動から各停|高尾山口」と言った表示をしてましたが、今改正からは行き先は終点まで表示し、種別の変わる駅を別表示する方式に変更となりました。


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△その例(京王永山)。
京王多摩センターから各停に変更する、急行橋本行の案内。
同様の例として、新線新宿行(同駅から各停|都営新宿線方面行)はすべて都営新宿線の終着駅に表示方法を改めた。
ちなみに同様のケースを扱ってる小田急においても、3月17日の改正から京王と同様の方式に変更する予定だ。

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京王ライナーの就役、京王5000系の運用範囲拡大など、変化に富んだ今回のダイヤ改正となりました。
なお、今改正から、平日1往復だけではありますが、本八幡~京王八王子間の運用も開始しています(都営車による運用。輸送障害時にイレギュラーな運用はあったが、正規の運用は初)。

※ダイヤ改正の概要については、京王電鉄東京都交通局のHPをご参照ください。
※京王ライナー運用前の時間における、京王5000系の運用について、京王電鉄や東京都交通局への問い合わせはご遠慮下さい。

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【おまけ】
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△ダイヤ改正定番となった、京王車へのHM掲出。
今回は京王のキャラクター「けい太くん」と、5000系をモチーフにした新キャラクター「しんごくん」が描かれている。

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※注1:運用によっては都営新宿線完結(新宿~本八幡)や笹塚折返しもあれば、都営新宿線にすら入らない運用もある。

※注2:京王ライナー初便は、座席転換の関係もあると思うが、基本車両基地(高幡不動、若葉台)から回送で新宿に送り込まれるため、確実に5000系が運用に就くとは限らない。9000系の場合もあれば、代走で都営車になる場合もあったり、日中は新宿~京王八王子・高尾山口・橋本での運用(各停~特急)に就く場合もある。
ちなみに京王ライナー終点到着後は、基本新宿までの回送となる(途中若葉台など経由する場合あり)。

2018年2月12日 (月)

都営10-000形、営業終了。そして…

先月末から、「さよなら」のステッカーが貼られた都営10-000形10-280編成。

都営公式Twitterで報じられたとおり、2月11日(日)をもって営業運転を終えました。

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△ラストランとなった2月11日。
最後は「11T」運用で、終日都営新宿線と京王相模原線直通(都合3往復。合間笹塚や新宿折返しの各停運用含む)での運用だった(京王多摩川→京王稲田堤)。
最終日とも云うことあり、多くのファンが京王線や都営新宿線沿線で最後の勇姿を収めていた。

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△折返し快速となり、一路本八幡へ(京王多摩センター→京王永山)。
8次車としてデビューしてから、およそ20年の活躍であった。

その後車両交換もなくラストまで走り抜いた10-280編成。
無事22:18に最後の運用として本八幡に到着後、回送で大島へ戻っていきました。

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通例ならば引退後数日は予備として大島に残り、何事もなければ数日以内に若葉台へ廃車回送…と言う流れでしたが、明けて翌日、早々に10-280編成は若葉台へ帰らぬ旅に発ちました。

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△ラストランから1日経ち、早々に廃車回送となった10-280編成(京王多摩川→京王稲田堤※2月12日撮影)。
「さよなら」ステッカーの上にもう1枚、「FINAL RUN」と記されたステッカーが付け加えられている。

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△この1本前が、実は昨日10-280編成が走った11Tのスジ(2月12日=振り替え休日のため休日ダイヤ)で、今日は10-300形(10-370編成)がその任に就いた。

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△最後尾10-280正面。先の「FINAL RUN」のステッカーと共に、別れを惜しんでか涙する様、そして「さよなら(´;ω;`)ノシ」とも云わんばかりに猫の手が貫通扉左右に貼られていた。


回送電車は京王稲田堤で運転停車。
停車後すぐに発車し、若葉台到着。
一旦若葉台検車区へ入庫後、若葉台工へ入場となりました。

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△若葉台到着後、入れ換え(若葉台上りホームから撮影)。
若葉台5番からゆっくりと進路を若葉台工方面へ。

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△そしてゆっくりと工場構内へと進入。
これが10-280編成の、そして10-000形として最後の自走となった。

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△若葉台工に入り、パンタグラフが下ろされ、ウニモグと繋がり解体準備に入る。
(以下、若葉台工撮影分は敷地外から撮影。)

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△修繕場に先ず10-280と10-281が入り、機器取り外しの傍らで10-280の貫通扉に貼られたステッカー類の撤去が始まった。

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△「FINAL RUN」のステッカーに続き、「さよなら」のステッカーも剥がされた。
どちらも台紙に移しており、このまま都営に返すのか、それとも京王で処分するのか…

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△一通りの処理が終わり、貫通扉が閉まったところ。
どうやらステッカー撤去と同時に形式プレートも撤去されたようだ。

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△空調装置が取り外され、列車無線アンテナも撤去。
ケーブルがバッサリ切られた。

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△あらかた部品の撤去が終わった10-280。
屋根上の機器や空調装置、形式表記がすべて取り払われた。

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△台車(T-10)。やけに綺麗な部分があるが、ここには銘板が付いていた。
もちろんこれらも撤去された。

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△元々付いていた銘板(若葉台にて2017年10月13日撮影※10-280のもの)。
都営形式T-10。メーカー(近車)形式KD82。車両本体・台車とも関西の車両メーカー製だ。
10-280と10-289の台車は、経緯は不明だが何故か昭和53年製の台車を履いていた。
(10-280編成は平成9年製である。)

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△10-280正面。正面の銀杏マークは、今回の10-000形引退に絡むステッカー貼り付けのため、先に撤去されている。
側面の銀杏マークと「TOEI SUBWAY & TOKYO」のステッカーは残されているが、解体進行と共に剥がされるものと思われる。

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△空調装置も撤去され、形式表記も剥がされた。
奥では2号車(10-281)の空調やパンタグラフが撤去中といったところ。
今後、機器の撤去や車体のBトレ化切断がなされ、北館林で最終処分という流れだ。

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△10-281と10-282との間を結んでたジャンパ線は切断されていた。



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都営地下鉄新宿線の開業から現在までを見守り続けてきた10-000形。
今回の10-280編成の廃車で、10-000形は形式消滅となり、都営新宿線はE231系10300番台やE233系10300番台10-300形のみになりました。
それと同時に都営地下鉄、ひいては東京都交通局全体(※注)として、全車両VVVFインバータ制御車で統一となり、京王線においても乗り入れ車含めて100%VVVF車に統一となりました。

試作車の誕生から約47年、そして都営新宿線開業から今日まで約40年。
都営新宿線や京王線の過去~現在を、京王の車両達と共に見守り続けてきた10-000形。
本当にお疲れ様でした。

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※注:都営地下鉄、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー、上野動物園のアトラクション的存在とも云える上野懸垂線総じての話。
制御装置の種類はGTO、IGBT、SiC(今のところ5500形のみ)と多彩である。
なお、都営浅草線においては乗り入れ先の車両(特に京成)でチョッパ車が混在しており、完全にVVVF統一とは云えないが、自局車両では100%統一だ。




2018年2月11日 (日)

相鉄20000系、営業開始を前に…

2月11日()から営業を開始する相鉄20000系

営業開始を前に、その前日2月10日に、相模大塚電留線でデビュー記念のお披露目イベントが開催されました。

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△相鉄20000系全貌(相模大塚電留線。以下同じ)。
現在工事中の「神奈川東部方面線」のうち、相鉄から東急線方面への乗り入れに対応した車両だ。

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△相鉄では、新造車の営業開始前日にお披露目イベントを行うのが通例のようで、前例としてE233系11000番台11000系営業開始の前日に、お披露目イベントが開催されている(2009年6月14日撮影。事実この翌15日から営業開始となった)。

【相鉄20000系、簡単にレビュー】

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△正面。まるで自動車を連想させる様な斬新なデザインとなっている。

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△車体カラーは「YOKOHAMA NAVYBLUE」となっている。
新造時からこの塗装を纏ったのは20000系が初だ。

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△YOKOHAMA NAVYBLUEの先駆者が、この9000系更新車だ。
車両更新に併せ、車体塗装をこの塗色としている。港町横浜をイメージしたカラーだ。
(写真の9705Fは、登場時の旧塗装からこのカラーリングになった、唯一の例だ。)


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△20001。海老名方先頭車。
先頭車は共通して保安装置とCP、バッテリーを備える。車体は相鉄初の日立A-train規格だ。

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△両先頭車には保安装置として、相鉄で使用するATS-Pの他、乗り入れ先である東急用と思われるATCとATOを備えている(※注)。
20000系は東急線との直通用のため、JR直通では今のところ使用される予定はない。

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△20901。パンタグラフ、VVVF装置を備える。
M車(編成中5両)は基本的にこの構成だ。

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△M車に搭載されるVVVF装置。日立製のハイブリッドSiCだ。

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△20801。SIVを搭載するが、実はサハである。
編成中サハ2両(20301と20801)がこのパターン。

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△20601。先の20801同様サハであるが、こちらはSIVを搭載していない。


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△20101。横浜方先頭車。
見る角度によって印象が異なる、そんな雰囲気をもつ。

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△正面の表示類。
種別と行き先はフルカラーLED式(行き先にそうにゃん表示可能)となっている。
結構強靱な表示装置なのか、SS:1/1000でも切れない。

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△側面の行き先表示。こちらも同様にSS:1/1000でも切れない仕様だ。
(SS:1/1280以上で横縞が入る。)

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△表示パターンは日/英の交互表示だ。
11000系のように次駅表示は無い。

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△灯具類はどれもLEDで、通過灯は尾灯にもなる。

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△台車はどれも新日鐵住金製で、M車はSS184M、T車はSS184Tだ。
M車の台車は平行カルダン駆動である。

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△相鉄の車両では初となる半自動用ドアボタンを備え、緩急接続時の車内保温時に威力を発揮しそうだ。

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△車内(20301から20401方に向けて撮影)。
落ち着いた雰囲気の客室となっている。車内照明はLED式で、調色調光式だ。

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△側窓は9000系以来となるカーテンが設置され、また同じく9000系以来となる鏡も設置された。
(窓左側、広告スペースの右横にあるものが鏡である。)

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△鏡は乗務員室仕切りにも付けられている。

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△優先席。左右で異なる座席が配置されている。
なお各車両にフリースペースも設けられている。

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△優先席で使用される座席2態。
一部優先席では、写真左のような「ユニバーサルデザインシート」が採用されており、立ち座りが楽にできるよう座面が少し高くなっている。また肘掛けも設けられている。

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△普通席。7人掛けのバケットシートではあるが、既存形式(11000系)と比べ座り心地は格段良くなっている。
座席両端の仕切りも大きくなっており、もたれかかっても座席利用者に当たることがほぼ無い。

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△つり革。9000系更新車にも取り入れられた形状で、2016年グッドデザイン賞を受賞。
どの角度からでも持ちやすい仕様となっている。

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△ドア。前述の通り半自動式となっており、半自動扱いの際はドア右横のボタンで開閉できる。
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△ドア上部には21.5インチの液晶が1枚内蔵されている。
TIP(SiS(Sotetsu Infovision System))は日立製のようで、路線図やホーム表示がJR東E235系やJR西323系と酷似する。

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△このほかに、車内中吊りと混ざるように21.5インチの液晶が天井にも設置されている。
こちらはデジタルサイネージとして使用される。

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△貫通扉にはアシストレバーが備えられており、開閉しやすくなっている。

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△車内の表記類も9000系更新車同様、シンプルな意匠となっている。

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△運転台。相鉄では10000系からワンハンドルマスコンが採用されているが、大型のワンハンドルマスコンは20000系が初の採用となった。
ATOやワンマン運転にも対応しており、ドア開閉操作やATOによる運転ボタンも用意されている。
計器類は11000系同様グラスコクピット式で、ATS-P関係の表示はLCD左側の速度計上部に表示されている。

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相鉄20000系は現在のところ1編成のみで、今後の増備は2019年度予定の神奈川東部方面線(JR直通線)開業後以降に行われ、その際に8両編成仕様も登場の予定です。
なお、JR直通線用には「(仮称)12000系」が登場する(ソース:カナロコ)そうで、JR線の規格に併せた仕様となるようですが…E235系12000番台的な雰囲気になりそうです(あくまで予想)。

※相鉄20000系の今後の増備予定や運行予定、及び相鉄12000系(仮)の登場時期など、相模鉄道等の現業企業への問い合わせはご遠慮下さい。



【おまけ】20000系展示の傍らで…

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△相模大塚で留置中の7000系。20000系投入により一部編成が置き換えとなる見込みだ。
そして正面には、厚木~かしわ台車セ間輸送時にモヤ700に付けられたHMが掲出された。

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※注:東急東横線と目黒線ではATC-PとTASCが用いられ、ATOは使用していない。
ATOは乗り入れ先である東京メトロ(副都心線、南北線)や埼玉高速鉄道、都営三田線で使用している。なお東武や西武の保安装置搭載の有無は不明。
ATS-Pはあくまで相鉄用である。

2018年2月 6日 (火)

東急2020系第2編成登場!

春からの営業開始に向け、試運転続く東急2020系

昨日、J-TRECから2020系の第2編成、2122Fが出場となり、八王子を経由し長津田へ順次輸送中です。

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△入れ換えが終わり、迎えの機関車を待つ東急2020系2122F(八王子)。
今日(2月6日)は10両中6両(2522~2022)が輸送された…が、至る所に雪が付着している。
(先週首都圏で雪は降ったが、そこまでひどくはならなかった。)

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△2922。屋根上、床下とも雪がビッチリ載っかった状態で、積もり方はパンタグラフがうっすら見えるくらい。
妻部のハシゴ(写真右)もつららが張った状態だ。

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△2022-2922-2822。
中間に挟まれているとは言え、2022前面にも雪が付いている。


J-TRECから出てきたにしては随分雪の量が半端無いですが、実はこの2122F、横浜事業所で製造された編成ではないのです。

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△2822に貼られた特殊貨物検査表など。
発駅は新津駅となっている。と云うことは…

実はこの2122F。同じJ-TRECでも
新津事業所製なのです。

新津車両製作所時代に、JR東E231系やE233系ベースの車両(都営10-300形中間車、相鉄10000系や11000系、小田急4000形)の製造実績はありましたが、東急の車両に関しては新津車両製作所時代通じて今回がのケースとなります(※注)。
(第2編成が第1編成同様横浜から落成した場合、今回記事にしてなかった…多分。)

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△妻部製造所銘板(左。右は「東京急行電鉄」)は2121F同様、事業所(新津)抜きのJ-TRECの銘板となっている。
出場したのが雪の日だったと言うこともあるのか、妻部は反射板ではなくカンテラが搭載されている。

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△2122。こちらは明日(2月7日)長津田入りとなるが、こちらも反射板ではなくカンテラが取り付けられている。

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△台車もすべてJ-TREC新津製である。

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△DE10 1749を先頭に発車を待つ2122F6両。
八王子からはいつもの東急甲種同様、編成を分割して輸送される。

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△一方、残り4両(2122~2422)は翌2月7日に輸送される。

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△横浜線を往く2122F甲種輸送列車(矢部→淵野辺)。
いつもの逗子~八王子~長津田ではなく、遠路新津~八王子~長津田となった。

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△長津田に着き、授受線へ入線。
この後東急からのお迎え(TOQ i)に牽引され、長津田検車区入りした。

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新津での製造も始まった東急2020系。
今年度製造分の内、もう1編成も新津で製造だそうで、近く新津から今回のように輸送される模様です。
既存形式の置き換えのためか、横浜と新津の2拠点で作られるものと思われる東急2020系。
いつしか8500系をすべて2020系に置き換えていくことでしょう。

※東急2020系の増備予定、試運転予定や営業開始時期など、東急電鉄、J-TREC等現業企業への問い合わせはご遠慮下さい。

【おまけ】
東急2020系の2号車は「デハ2220」。
で、今回登場した2122Fの第2編成は…

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△見事に「2」が揃った2222
東急では8500系に8888が存在しており、かつ田園都市線で2本目のぞろ目形式となった。
(もう1本、5555が東横線にいたが、4年前の事故の影響で離脱、廃車となった。)

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※注:これまで東急では、旧型車(3000形やデハ80形)で一部例外があったのを除いて、すべて東急車輌(横浜製作所)~J-TREC横浜のみでの製造であった。

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